マスター・アンド・コマンダー、「新鋭艦長、戦乱の海へ」という小説が映画化されたもの。ラッセル・クロウ演じるジャック・オーブリー艦長と乗組員、その中に少年の士官候補生たちも乗り込む。英国では、11歳いや8歳から大海原に、それも軍艦で出て行くのだから驚きである。Master and Commanderは海尉艦長と訳すようだが18世紀末まで英国海軍士官の役職となっていたようである。
スターンの艦長室で艦長と軍医がバイオリンとチェロのアンサブルをやるシーンが何度かある、多分、そのような事実もあったのだろう。
英国フリゲート艦を実物大の実写でやるのだからスケールがでかい。操船の言葉も、今のセーリングボートに伝わるものであるから興味深く観ることができた。
この映画の時代は1805年頃、ナポレオン戦争の時代。日本は江戸後期で1807年に、英国の軍艦が長崎に来航、補給を強要したと。
だいぶ前に観た「提督の艦隊」というオランダの映画、これは17世紀にオランダと英国が戦った歴史を伝える映画だけど、スケールがでかく、とてもいい映画である。
マスター・アンド・コマンダーのラストシーン、これがまた意味深な・・・。
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