ヨット本を返却したが、あるページに明治初期にヨットクラブ(連盟)ができるくだりがあり、その規程が6項目に記されているのを読んだ。その文に触れ、やはりクラブとはこうなんだなーと改めて思った。
先週末のNOYCの会議でも海外のヨットクラブを紹介された方の話にもあったが、連綿と受け継がれていくさま、これなんだろうなと感じる。
記されていた6項の規程は難しいことではなく、ごくごく当たり前で、それがシンプルであっても深い。同好の士が創設した時と同じように振る舞う、そのスタイルをいつまでも崩さない大人の集まりなんだろう。それも排他的でない、コンサバティブな・・・。
2日前から伝わるマスターズゴルフトーナメント2021。
開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは90年弱の歴史、メンバー300名とか。ここにもクラブ規程があるのだろうが、多分・・・。江戸時代中期につくられたスコットランドの世界最古のゴルフ場、ここのクラブも同様なんだろう。
報道で伝わってくるマスターズゴルフトーナメント、この優勝者には表彰式で着用するブレザーはそれとして、本人ジャストフィット採寸のグリーンブブレザーが後日贈られると。だけどそれを1年後にはオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブへそれを返却するとか。松山プロはオーガスタを訪れるたびに着用できるルール。クラブシップとは、なんとも粋なものである。
前述のヨットクラブの規程にも似たような言い回しの箇所があった。世界最古のヨットクラブもゴルフクラブも連合王国が発祥。
返却といえば、このヨット本のほうは絶版のようである。よって読みたい時は図書館に頼るしかない。でも、そこにあるだけでいい。
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