海上のエピソードは艇内での出来事となる。
そのなか、本船との交差ではいろいろな対応がある。新潟港内で数万トンの日本海フェリーとVHF無線でやり取りに巡視艇も加わるシーンでは、双方がこちらのチャンネルに合わせて対応してくれる。これは航路を譲る側への敬意・・・、とはこちらの勝手なおもいか。
一桁トン数の愚艇とかたや数万トンでは、こちらが何をせねばならないか、推して知るべし。
有名な話、横須賀港でのエンタープライズとヨットの交差で、双方のやり取りがなんとも洒脱・・・。空母がヨットに航路を譲って欲しいと交信、受けた艇長はジョークで、では譲るので、ウヰスキーをと返信した。1週間後に艦長からジョニーウオーカーブラックラベルが1ダース届いたと。
ルナのクルー時代、超大型船を誘導するタグボートが近づいてきて、スピーカーで怒鳴るので、ルナ艇長がVHF通話が可能の旨、伝えると、タグはエエって感じになる。何事も大声で怒鳴る必要などない、エネルギーは別のところで使えばヨロシイ。
先日のクルージングでも係留作業中、おか(陸)からでも、ライフジャケットにハンディ無線機を引っ掛け通信する。このようなスタイルは、小声でも確実に伝わる。ただ片手は、発信ボタン必須となる。
さて、エピソード2は・・・。
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