今朝は風もあり、気温も低く白波が立っているので、海峡は寒ざむとして見えるが、空は春の陽射しである。
この海域の春の風物詩であるいかなご漁が始まった。
漁の解禁と同時に多くの漁船が網を曳く。いかなごの釘煮と称した佃煮作りがあちらこちらで始まる。
いかなごの形を壊さない作り方として、鍋のなかを決して掻き回してはいけないなど、あるようだ。名前の由来は佃煮が古釘の形を成しているからとか。
その前に、なにより鮮度が一番の条件。買ったその日に煮炊きすることだ、そうだ。
このいかなご漁が過ぎ、奈良の東大寺のお水取りが過ぎる頃、コートを脱ぐ。湾と海峡と灘の春もそこまで来ている。
そうだ、来月はkurenai and lunaの上架船底整備だ。
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