山彦Mさんから新聞が届いた。
その中にフェーン現象についての記事があり、読んで、へーっと思った。
フェーン現象は一般のニュースでもよく紹介される気象状況で、特に暑さが増した時に報道、それもだいたい図解入りで・・・。
T大の先生達チームが、国内約10年分の事例をスーパーコンピューターが解析した結果を新聞報道されていた。従来説にあるよう、湿った空気が高地を登りつつ、その過程で雨を降らせ、山を越えたところで乾いた空気になり、高温をもたらす云々。
飛騨高地の198の事例をスパコン解析すると空気は山の低空からではなく、山の上空から流れ、そこから下りていく事例が約8割、つまり160例あった。
雨を降らすこともなく、とも書かれている。当然ながら、現地で詳細をそれも肌感で体現されることなんだろうけど、果たしてそれがどうであったか、知るすべもない。常識を・・・疑う、その一つかどうかだけど、気象関連では従来の説明図のあらわし方は少し変わるかも。
新聞記事のタイトルは、「フェーン現象」実は降雨例少数、と記されていた。
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