2019年1月15日火曜日

P&O荷役船・・・

P&O(Peninsular and Oriental Steam Navigation Company)
この会社は19世紀の半ば頃に欧州で設立され現在に至る。
同社の大型クルーズ船は日本とも縁が深い。

だいぶ前、港で独特な色のセイルに描かれたP&Oロゴをみたときには、エッと驚いた。
まあそもそも、昔は荷役をする係留場であったのだから、テムズで活躍していたであろう荷役船が係留されていてもおかしくはない。
日本では松右衛門帆の時代と重なるのだろうか・・・。

旧荷役をされていたであろう艇にはセーラーがいたので、下手くそ会話と云うか、知ってる単語をならべて、見学させて欲しいってお願いすれば良かったと、今頃になって写真をみながらおもうのだから・・・。
Could you put me on a boat….

昨日、資料作りの際に、昭和56年7月発行のヨットの手引書を読んでいたら、あるページの一文に目がとまった。
18世紀はじめテムズ川では史上初のヨットレースがおこなわれたとイラスト入りの文があった。またコーク・ヨットクラブともある。
今のロイヤル・コーク・ヨットクラブ・・・。
それはアメリカスカップより更に古い。勿論、日本は江戸時代。
未だ英国がRRSなどを司る意味がよく解る。

ガフのセイルの色がクラッシックそのもの。

この大きさを見ると、荷役船であっただろうと想像がつく。
荷役用、本船デリッキのブームらしきものがある。
リギンの多いこと。
舵は当時のままなんだろう。
左側の真四角艇、こんなのがあるとなんでも出来る。
固定係留艇、マザーボート・・・。
モーターセーラーのデザインもクラッシック。
レース本部艇にピッタリ・・・。
ハルの色がいい。

同じような艇が複数ある。
マストから斜めに出ているビームは、
どう見てみても本船デリッキのそれであろう・・・。

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