この季、ルナは恒例のロングクルージングに出掛ける準備を進めるのだが、先日の親子体験セーリングの時にジブファーラーにトラブル発生、そのメンテナンスを優先させるとメールがあった。どうもリール軸受部が損傷したようだ。
ルナ艇長がポツリと、こんな時は機械ものではなく基本のハンクスやな、と。しかし、ルナの航海距離、その使用頻度からすると、ここまでよく作動したとおもう。
ファーラーのドラム表面は多分、フェルマイト処理というか、黒染めのような防錆を施していたようだが、それが磨耗するほど使っている。
修理用のスペアパーツがあれば、それにこしたことはないが、艇長曰く、古いからなーと。どちらにせよ、この交換はフォアステイを一旦外す構造だから、それようの段取りがいる。
まあ、ロングクルージング中でなくラッキーだったのでは、と話したが、昨年のロングクルージングからはリカットしたヤンキージブを全行程で使っているので、ゼノアの巻き取りほどではないか。
本来、ヨットは風利用のエコロジーな乗り物だが、このジブファーラーをはじめ機械物ではエンジン、またそれらを支える電気系など、文明の利器が多く搭載されている。
これが故障すると厄介である。
ただ、以前に経験したが、帆走のみでホームまで戻れる最大の利器、セイルを持っている。ヨットの面白さはここかな。
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