この日は上京せねばならないので、朝方からその準備をする。
トランクに普段使うものを収納してると、提督はおやつを準備、この時点では不要と思うが、車中では気晴らしに丁度いい。その加減を知っているので頂くことにした。
宿舎は初めてのところで地下鉄に乗るもどうもこれが間違って乗ったようで、その乗り換えで結構な時間を費やす。
地上に出て再び地下にもぐって駅へ辿り着くと、ここではないとのことで駅員さんは公式メモを発給、それを持って次の場所へ向かうようと地図までくれた。
最終目的駅でそのメモを渡すと新たな切符が発券されそれで改札を出た。
宿舎は田舎風の名前で、そこに投宿する愚生を想像してのことかと思った。都会の駅員さん、皆さん親切だった。