男の装いは、ジャケットは丈短め、パンツも細く短め。これが今どき。
半世紀くらい前になるかな、トラッド全盛の頃、それに拮抗するが如く、マイルス・デイビス着用のコンテンポラリースーツを思い出す。
当時のコンポラのジャケットは細めで、サイドベンツは浅く、襟も細め、前ボタンはひとつ、ポケットは少し斜めカット。
シャツはタブかピンホールカラー。靴はタッセル、少し先の尖ったスリップオン。
彼がトランペットを吹くシルエットはなんとも絵になり、憧れであった。
今どき、どこでも誰でもジャケットは丈短め、パンツも細く短め。50年前の当時コンポラに少し似ているところもあるが、洗練さは昔のその方が上のように感じる。
服装といえば、セーラー服やダッフルコートなんかは、日本の学校の制服と化してるところもあるが、ともに海軍の制服。
それに米国トラッドの代表格、ブルックブラザーズは、半世紀前の更にひと昔まえ、米陸軍の制服をデザインしたんじゃなかったかな。
男の装い。contemporaryの意味・・・。
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