2017年4月17日月曜日

荒天警戒態勢

低気圧接近による第一警戒態勢の勧告が海上保安部から出されている。警戒指定された港はもとより周辺海域も暴風波浪警報が発令されている。

昨年の航海中、特に太平洋側の東北から関東にかけて、ピンポイントの当てられた港での警戒態勢を何度も何度も受信した。避難態勢を整えよとか、走錨防止云々や、船橋・無線当直、国際VHF16ch、AIS常時作動などなど、様々な勧告や指示命令が出されていた。

まだ4月だから、今日のはメイストームじゃないだろうけど、春の嵐であることは間違いない。この低気圧、昨年と同じような時期に日本海で発生した、厄介な自然現象である。
昨年は数日間次レグを阻んだ。往航日本海では、海上保安部の海の安全情報を受信登録する方法を知らなかった。

その沈殿中、直径60㎝の筒型フェンダーは艇と岸壁とに挟まり丸が四角に圧縮された。その力たるや・・・。兎に角、嵐は怖い。
人間はこんな時は、何か安全なものに包まれジッとしておかねばならない。強くもあるが弱いもの。
外は益々風雨が強くなっている、荒天警戒態勢の指定港が少しづつ増えてきている。海上も大変だが、陸地はもっと大変だ。





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