2017年2月24日金曜日

風は如何いたしましょうか

今日、帰り際に灘を見ると、夕日の沈む位置は寒霞渓の頂辺り、上空はオレンジ色に染まり、それに茜色というのか、そのような色の重なりや、混ざりかたがなんとも綺麗だった。風も無く波も静かな灘、海峡を往きかう本船も少ない夕暮れ、その風景に少しみとれたてしまった。

数駅先では海浜の砂の補充か何かをおこなっている。昨年から特殊船が設置され、結構大掛かりな改修工事のようだ。夕日がズーッと南に移動してくるころには、改修工事を終えた海浜は、多くの海水浴客で賑わう。
ワイキキビーチもその昔、多くの砂で人口造成したようだ。自然を人が好むように造成したり、またそれを維持するのは並大抵のことではない。

空に浮くお天道様は手の届かないところで、朝な夕なに輝きのさまを変え、素晴らしい自然現象を見せてくれる。それを遮る雲や雨などあるが、これとて、人の手では制御出来ない。

いきなりゴルフ小話。
バブル期、日本の金持ちが、金は幾らでも出すからセントアンドリュースと同じゴルフ場を作ってくれと設計者に頼んだところ、曰く、風は如何いたしましょうか、と。


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