2017年2月6日月曜日

目と鼻の先

目と鼻の先、隣り合わせた海峡と湾の波がこんなにも違うかと思う朝であった。
海峡は潮と風の相乗だろうか、海峡はうさぎぴょんぴょんの波浪。目と鼻の先の湾はと云えば、うって変わって、静かな海面である。まあ、小型船舶は波にうたれながら走航しているが、海峡と比べると静かなもんだ。

航海の途中、瀬戸内海の狭い水路で、潮と風の影響から複雑な波に巻き込まれ、上下左右、揺れに揺れたことがあった。
その折も、目と鼻の先と云えば少々オーバーだが、小一時間程航行すると、潮目が明確に現れ、その海域に入ると、嘘のような静けさとなる。

その昔、福原に都のある時代、海峡の向こうは別の国とまで言わしめる。瀬戸内海もその海域を知り尽くした人たちが水軍として内海を制覇していた。海の難所、そこでの自然現象は昔も今も変わらない自然の凄さだが、それへのアプローチは変わってきている。
今日は朝から晩まで海上保安庁海の情報の配信回数がとても多かった。まだまだ冬の海、海面状況の変化が多いということなんだろう。

そう云えば午前中、久々にY女史と電話で話した。このblogを読んでくださるので、大方のこちら情報はご存知だ。ヨット遊びやってる?と問われたので、風が吹いたり波が出ると危ないから、ジッとしてるよと応じると、大笑いしていた。







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