2014年11月25日火曜日

電子クルーの故障

オートヘルム、つまり、当艇のクルーがついにダウンした。
一定方向には作動するも、反転させると、ある位置からは動かない。

メーカーは部品供給を終了したとの情報。機械部分の故障と判断出来るので、電子コンパスとモニターを残して、回転ユニットだけをそっくり交換出来ないかを確認すると、それは可能とのこと。

いずれにしても、ステアリングフォイルを外さないと、それも交換出来ないので、トライアルする。道具等を準備して、ルナ艇長の加勢を受けていろいろやってみる。
ステアリングフォイルのボスと軸の公差がシビアなのか少々のことでは抜けない。漁師のHちゃんが浜にいたので、事情を話すと、プーリー抜き、あるよ、と。

それをお借りして、セットするも、スパナの力では抜けない。中ハンマーで響かせながらならいけると、ルナ艇長のそれを、これまたお借りする。その間、昼食時間をとっくに過ぎたので、ルナ艇長とでいつもの食堂へ向かい、カレーうどんを注文。待ってるあいだに、前のテーブルの女性群がワイガヤやっているので、目をやるとそのなかに知り合いをみる。懐かしくなり、思わず声をかけると、やはり、その方であった。

ルナ艇長を紹介して、簡単な会話を済ませて、カレーうどんを食べていると、女性のNさんから、食後のコーヒーを勧められご馳走になる。
こちらの地域活動のことを紹介すると、あちらもK婦人会長のもと、活動なさっているとのこと。また女性群のなかにルナ艇長のお知り合いもいらっしゃった。

この食堂では、以前も、一緒の会社におられた女性の方にお会いしたことがある。いやいや。狭い世間である。

食事を済ませて、艇に戻り、ルナ艇長のハンマーで、プーリー抜きの先端を響かせると、少しづつ抜け始めた、やれやれである。

ステアリングフォイルを外して、回転ユニットを分解すると、駆動ベルトが切断していた。経年劣化によるもので、また、使う位置が同一の箇所なので、そこの磨耗が激しいのが原因である。

そうこうしてると、Fさんご夫妻が入港されたので当艇の横に舫う。事情説明などしながら、養生と道具の片付けをおこなう。

外したステアリングフォイルはバウに鎮座ましましている。電子クルーはといえば、駆動ベルトを外され、カバーを被せられている。休日の午後は、こんな感じであった。

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