2022年1月6日木曜日

版画年賀

山彦Mさんから年賀状が届いた。
木版画の年賀状で、これはもう古典と言ってもよいのではなかろうか。
美しい藍に白虎、橙色の寅印、12年前のものだそうで手書きで暦が記されている。ハガキは鳩居堂のもの、表書きでは金虎の年賀切手に、風景印はなんと釜石の虎舞である。まあなんとも凝った1枚、美術を学んでおられたセンス、流石としか云いようがない。また消印をみてこれまた驚いた。

この釜石は北前航路を辿る航海の帰りに立ち寄った思い出深いところである。震災の傷跡の残る街並みの記憶は今でも蘇る。
荒天で数日間、港に閉じ込められて・・・。ここまではI女史がルナでクルーをやってて、ここで離船、駅まで見送りしたことなども思い出す。



1 件のコメント:

  1. 藍染の型紙としていただいたトラ画を版画に。虎舞スタンプは、あちこちあれど元旦に営業している局がお洒落。M彦。

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