2020年6月7日日曜日

シーブリーズ(sea breeze) rev-1

艇に出向くと北からの風が吹いていた。出港準備中のセーラーHさんへ挨拶した後、ドジャーを積み込んで、取り付ける。けれど日差しは強い、炎天下、要領よく作業する。
ドッグハウスに留めるホックが1箇所脱落していたので補修せねばならないが、この暑さなのでとてもやる気は起きない。

湿度がとても低いのでキャビンの乾燥にもってこいゆえ全てのハッチをあける。
また強い紫外線を利用しての消毒もできるから、バースのクッションなどをデッキとか、コックピットにひろげる。ステアリングの上にもである。
この風景を見ていると、ついつい小樽クルージングを想い出してしまう。北の海域、わずかな日差しを利用しての寝具の日干しを何度かやった。その夜はなんとも気持ち好く眠りに・・・。

そうこうしてたらMさんが自作のパルス発信装置を持ってきてくれる。この装置は電気的振動を与えて、バッテリーのサルフェーションを除去するもので、2台のバッテリーそれぞれに取り付ける。そのために、わざわざ発信装置内の抵抗を取り替え1週間ほどテストもやってくださった。愚艇に既に付いているパルス発信機より容量は数倍も大きい。
パルス電流を約1ヶ月間ほど電解液に流すことで電極板に付着しているサルフェーションを分解除去、電解液に溶け込ませる。七夕ごろまでには・・・。然しこの電子装置を自作なさるMさんの技術力に改めて驚く。なんでも出来るセーラーである。

風は心地よいシーブリーズと変化、Hさんはウインドベーンを取り付け、その風を利用したセーリングを楽しむため、灘に向け出港された。

手前のボックスに電子部品が配列されている、
上部がパルスを発信する部品。
#2バッテリー
クウォーターバースのマット。
愚生の寝床、ちびギャンの遊び場・・・。
マットにクッションなどなど。

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