2015年8月12日水曜日

真夏の昼下り

キャビンの中は、風が吹き抜けると意外と涼しいが、真夏の昼下りはいけません。
何かをやろうとおもっても、暑さで直ぐに手が止まってしまう。

以前にも投稿したが、古くなった窓用クーラーを外して廃棄しようと言い出したので、では、と言うことで、艇に持ち込んだ。その外した部屋には未だ空調機はついてない。

で、そのクーラー、コックピットに置いてみた。勿論、キャビンに向けて。そうすると面積的に65%位の隙間が出来る。
そこでボロボロのデッキオーニングで、その隙間が埋まるように仮に覆ってみると、外気を遮断するとことが出来、なかなかよろしい。

まあ、出入りには、大きな暖簾をくぐる如く、少々手間だが、それも興のひとつ。隙間を埋めるには、こうすればいいとか、ああすればと、話のネタにもなる。つけた頃、ルナ艇長とSさん、これをみて、ホーッなかなかいいじゃないか、と。
また、先日もOさんが来られ、コリャいいと云いながら、コーヒーを飲んでいた。

このオーニング、永年紫外線に晒されて、触ると裂けるので注意の要る代物だが、意外とここでは重宝品。あっちこっちと破れてるので、風になびくと、ヒラヒラ舞う。それを見て、難破船の如くとのルナ艇長。補修されながらもデッキオーニングの役割を果たしている現役だ。

かくして、キャビンは、2001年製つまり21世紀初頭の窓用クーラー、それにオーニングのおかげで、真夏の昼下りでも凌げる空間となる。
ただ、何とも重い代物、コンパニオンウエイを持ち運び昇り降りする時は、最大の注意を払う。この時は、冷や汗を含め、ひと汗かく。

運河は夕方から蚊に見舞われる、よってこの時期の艇泊には欠かせない機具だ。
ヘップバーンとクーパーの昼下りの情事、夏の昼下りのキャビンで観るのもいいかな。

コンパニオンウエイに窓用クーラーを置いてみた。

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