港の沖に目をやると、錨泊中の本船などが多く見える。旧あこがれだろうか、複数マストの帆船も錨泊している。所謂、沖アンカだ。
本船が荷役の時間待ちから、港内所定地に錨泊して、沖待ちをするケースはよくあることだが、この風景は少し違うように思える。そういえば、ふた昔前は、アンカブイなどに錨泊の本船から、艀が瀬取りをしていた。
以前にも書いたが、ちょっと大きなサイズのヨットが、とあるハーバーに3日舫を取ったら6万円の請求を受けたと、又聞きした。
海外からの遠来ヨットもハーバー利用料が高いので、アンカリングする人もいると聞いたこともある。
バースが空いてるだったら、遠来の客人は、安く留めさせてあげればと思うが、ここでも、・・・仕事が見え隠れ。
日本の空港、港湾使用に関わる料金の高さは世界でも有名だったが、今でもそうかな。
香港やシンガポールに世界の船が集中する。ハブ機能が出来るのは地勢的な背景もあるだろうが、それだけではないのではと。昔々の若い頃、香港の銅鑼灣を車で走りながら、ああ、縦割り行政ではあり得ない、損して得取る仕組みなんだ、と勝手に思ったことを、思い出した。
人が集まり、物が集まることから、全てが始めるのでは。それを面倒と思うような人が、若しそのゲートウエイに立ち塞がったなら・・・。まあ、沖アンカとは関係ないことか。
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