そのホースを外すのに、かなり時間を要したようです。まあ、メンテナンスのし難い構造で、ルナ艇長もヘキヘキしたようで、何とかそれを外して、異物を取り除いたと。
明日は、ヨットレースですから、昨日潜って船底掃除を行った際にトイレの排水口もみたが、全く問題なかったとのこと。
またトイレ本体の部品にジョーカーと言う逆支弁があり、それが変形したとのことで、ポンプユニットを一体物で購入、それが本日届いたので取り替えるとのことでした。このようなときはカメラを持って参上するわけですが、何故か忘れたので、艇に取りに戻りました。
改めて、ジョーカーという逆支弁の変形をみせられて、カクカクしかじかと話し合いながら、説明も聞きながら、過去にも変形したので、交換したと、その古い部品もみせて貰いました。
このジョーカー、ゴム製で、よくみると、どうも裏返しになってるようなので、くるりと返してみると、元の形に戻った。
なーんだってなことになり、まあ、とりあえずそれを着けて、トイレ本体も復旧された。要はホースが詰まったときなど、ポンピンぐするとこの弁部が真空状態になり、ぐるりと裏返るのだろうと思われます。
それとこのようなメンテナンス時には、ホースの接合部などにいろいろシール剤を使いますが、今日のトイレメンテでは、バスなんとかと云うシールを使っていたようです。作業の最中、シャツの袖にそれがくっついてしまいまして、
艇長曰く、「ああー、かみさんに叱られるわ」と。化学品なので、洗濯ではとれないかも。
トイレは私も何度も修理しました。
ヨットは水面下に住居エリアがあるもんですから、それを意識しなければなりませんで、例えば、排水や給水などの配管(ホース類)はサイフォン方式になってます。
トイレの排水も同じでして、逆U型に曲げらていますので、溜り水を押し出すのにはポンピングの回数を多くするほうが良いと思われます。また、ペーパーも溶け易いものが最良です。
ルナ艇長はペルー式に、紙は流さないで、袋に入れることもひとつなどと申してました。まあ、このようにトイレ談義、先日から引き続いて、本日もやった次第です。
帰り際、ルナ艇長が、ジョーカーって、なかなかええ名前つけてる・・・、トランプではババやろと。サラリと、ユーモアたっぷりに。でも、これ、関西人でないと解らないとおもうな。
そうそう、今夜は高砂神社の新しい能舞台のお披露目の観月能が催されるので、午後からお手伝いをなさるようです。
今日着用のシャツは所謂、お出かけ用のようでしたから、今夜、観月能から戻られたら、確実に「叱られる」ぞー。
手前の赤いレバーのボールバルブは排水、丁度ホースバンドが本体の 狭い部分にあるわけでして、メンテのことをメーカーが考えていないのが見てとれます。 |
これがジャブスコのポンプユニットです。 黒いのがジョーカーというバルブです。 手前の汚れているのが古いもので、これがくるりと裏返っていたのです。 |
インテイクのホースを取り付けているところ、最終工程です。 |
奥方に叱られる袖口の汚れ。 これはシンナーかなんかで落とさないと・・・。 |
このチューブが、そのバスなんとかと云う、袖口を汚したシール剤です。 といっても、ルナ艇長がシール部に・・・。 |
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