TYCに出向くと、両Mさんお二人がネギとかキャベツを切っている。漁師のHちゃん達と牡蠣を食べるので、その下ごしらえ中とのこと。牡蠣鍋会を誘われたが、残念ながら用事があるので参加出来ない。
船底メンテナンス用品などを積み込む。
そのあと、Mさんにコーヒーをご馳走になり雑談。諸々の用事を済ませて早々に帰る準備をするが、どうもキャビンの燃料臭が気になるので、チェックすると、燃料フィルターの奥のプラグからの漏れが確認できた。少し締めようとしたら、劣化してたのか、なんとポッキリ折れてしまった。折れてあいてしまった5mmほどの孔から燃料がドンドン漏れてくる。兎に角指先で孔を押さえるしかない。これblogネタにいただきと瞬間的におもう。
押さえたまま、大声でMさん達を呼んでも、牡蠣鍋とビールを楽しんでいて聞こえない。どうにもこうにも手の届く範囲でしか動きが取れない。引出しに木栓を入れていたのを思い出し、手を思い切り伸ばしてなんとかとる。小さな木栓を孔にあてがうも相手は樹脂なので全く効かない。
電話はバックに入っていて、それも近くにない。
丁度、アップルウォッチを着けてたので、小指でボタン操作して、Mさんに電話するもでない。そうこうしてたら、かかってきたので、助けてコールをすると、直ぐに来てくれた。Mさんと交代して孔を押さえて貰い愚生はハッチにもぐり燃料コックを閉める。
孔のあいたフィルターは使いものにならないので、応急処置として、サクションとデリバリーのホースをタケノコ型のスリーブで直接繋ぐことにする。
何でも揃う近くの金物屋へ電話すると、営業してるとのことで、直ぐにスリーブを買いに行く。店から戻って両方のホースを繋ぎ合わせて、空気抜きなど施しエンジンをかけ、漏れチェックなどをする。なんとか補修出来、この木曜日からの上架には対応可能となったので、ホッとした。
フィルターの下部にあいてしまった孔は、エポキシ樹脂かシリコンで埋めるとまだまだ使える。早速、Mさんと話してシリコンを使うことにした。
勿論、フィルターは後日の補修となる。まあ長いblogになったが、いずれにしてもこの事故は、航海中でなくてよかった。
指先で小さな孔を押さえ、片方の小指で時計のリューズボタンを操作する。これ以外、身動き出来ない姿は、もう漫画の世界、笑うしかなかった。今思い出しても笑ってしまう。
まあ、色々な経験についついほくそ笑む、特に今日は。
漏れる軽油を留めるのはとっさの動作。その俊敏性はまあまあ、評価できるかな。押さえのリリーフMさん、ありがとうございました。
然し今日はまいったな。
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