昨年の航海の途中、泊地からバスで川棚温泉に向かう。
温泉に入ることは勿論だが、もうひとつの目的は瓦そばを食すこと。これはS尾さんのお勧めで、ルナ艇長は既に前のロングクルージングで経験されていた。
泊地からはバスで40分位かかるし運行本数も少ない。夕方の時刻を見計らって、バスに乗った。その途中である出来事があった。ルナ艇長曰く、これはblogに掲載せねばと・・・。
それは道中、停留所でのこと。老人が待っていたので バスが停まった。然し、その老人は乗ってこうようとしなく、なにやら運転手さんと会話をはじめた。老人は80歳代だろうか。何かの事情で、バス代を支払わなかった、よってここで払いたいとの申し出である。
運転手さんは困った様子だったが、老人は動こうとしない為に、申し出を受け正確な運賃を算出するために、何処のバス停から乗られたかを聞くと老人は判らないと応える。
乗った場所の風景などを聞きながら、そこがかなり遠いところと判断したのか、運賃は1000円と伝える。老人は安心したように支払い、バス停を去って行った。
乗客は我々のみ。律儀な老人の姿勢とその気持ちを受けとめ曖昧にせず職務をまっとうする運転手さん、この二人のやり取り光景に、ルナ艇長とで清々しい気持ちになった航海中の一幕。川棚温泉で・・・今朝のTV番組をみて、年を越してのblogアップ。
雨模様の一日、部屋でゴロゴロ。
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