2011年12月30日金曜日

ルナ艇長の明石港視察報告

 ルナ艇長から、明石港の視察状況のメール配信。
 明石港の陸上よりの視察結果は、1、当日見る範囲では空きポンツーンが有りましたが近隣まで漁船が切迫しており手狭感があります。2、明石ヨットクラブの空きスペースはありません。又、西風により停泊船も揺れが激しくとてもビジターが侵入する事は出来ないでしょう。改めて我が泊地の有り難みがわかりました。
Luna S.K

2011年12月29日木曜日

Kさんからのコメントご紹介

 明石偵察続編について、Kさんから、下記の通りのコメントです。
 Kさんとは誰でしょう?スポーツ万能のKさん・・・ 私のことではなさそうです。私もいろいろかじってますが、バドミントンは5年やっても未だに4部で勝てず、マラソンは4時間、琵琶湖ロングライドは9時間半 とまぁ、ただやってる!というだけです。クラブの人達へ誤解があってはいけないのでコメントします。K
 そうだ、バドミントンもやってたんだ・・・。

明石偵察の続編

 Kさんから、明石焼きなら「あかまつ」ですよとの連絡がありました。うおんたなの市場とその周辺には、多くの明石焼のお店があります。「あかまつ」はお好み焼もあり、お勧めですとのメールでした。ちょっとKさんのご紹介、このブログで何度か登場していただいてます。
 ヨットも好き、山も好き・・・海彦山彦です。それに自転車、マラソンと、まあスポーツ万能。ミシンも上手で服の改造や手工芸もおてのもの、器用です。この正月は槍ヶ岳へアタックするとのことです。冬の槍は美しいでしょうね。
 先週日曜のコーヒーブレイクで、ヨットのシングルハンドの話しから、山もいきつくところは単独行かなーとの意見でした。
 話はゴロリと変わります。明石海峡のフェリーは「タコフェリー」の愛称で親しまれていました。休止から再開に向けていろいろとあるようで今朝の新聞でも取り上げられてました。
 香港のスターフェリーやシドニーフェリーのような活気あるフェリーには、なかなかならないですね。

2011年12月27日火曜日

明石港の偵察

 波浪注意報発令と現実の高波で進行を妨げられたこの前の日曜クルーズ断念から、ルナ艇長は明石港の偵察を陸(オカ)から行った模様です。
 明石は海峡の街で、最新技術を駆使して懸けた世界一の明石海峡大橋にその名前が付いている所です。
 ただ、明石海峡大橋の進入路は神戸市でして、明石は橋のたもととなり、寧ろ、海峡を渡るフェリーボートの休止等で、街へ影響をもたらしております。
 それはそれとして、海峡をまたぐ豊富な漁場を持っていることから、漁港でもあり、新鮮な魚を捌く市場が目と鼻の先にあります。魚の棚(うおんたな)と呼ばれる関西でも有名な市場、年末は特に賑わいを増すところで、関西の大晦日のニュースには必ず登場します。明石鯛、明石蛸などは普段からも有名です。昼網といって、午後に新鮮な魚がお店に並ぶわけでして、魚屋さんが大半を占める市場です。
 その魚の棚、うおんたなには、魚のすり身で作る、蒲鉾、天ぷらなど、大変美味しいものもあります。うおんたなの蒲鉾屋さんは神戸大丸百貨店のデパ地下にも、出店してまして、「三ツ星蒲鉾店」と言います、薄く揚げたてんぷらが、ことのほか旨い。勿論、目の前で揚げて売る仕組みです。
 一方で柿本人麻呂を祀る人丸神社等があり、歴史上も由緒のある所です。その時代以外にも、播磨風土記や日本書記にも登場しているようです。赤石と云った時期もあったようです。
 海峡は畿内(都の範囲)と畿外の分かれ目でもあり、所謂、境界。(海峡の逆・・シャレですか)
まあ、湾と灘の境でもあり、海峡は早い潮も行ったり来たりで、船の航行の難所でもあります。
 近代は子午線135度、日本の標準時のポイントとなりました。また、歴史ある明石ヨットクラブもこの位置にあります、勿論これは20世紀の話です。話は長くなりましたが、先週はその明石へいこうとした訳です。それも、明石焼を食べに、です。
ついでに泊地の状況確認。
 明石焼とはふわふわのたこ入り玉子焼きで、関西風のお出汁でいただきます。
熱々で、初めての人は、たいがい口の中を火傷するんでは・・・。港の近くの「本家きむらや」が美味くて、行列を成す有名店。
 そうそう、ルナ艇長ご夫婦のお気に入りの「干物屋さん」もありまして、ここの干物も絶品です。さて、ルナ艇長の「明石港偵察」はどうだったでしょうか。

2011年12月25日日曜日

天気晴朗なれど・・・

 クリスマス、明石焼を食べに明石へ向かう予定でした。しかし、朝から波浪注意報も出ており、どうするかと思いましたが、まあ、一応、帳面消しやろうとのことで港を出てみました。
 港内で11m位の西風、波は堤防を越えてました。港外へ出ると瞬間的には、13~14mの突風が吹いてました。
 河口のせいもあり2~3m位の波高です。まあ普通は出航しませんね、それこそ、物好き3人組でした。(ブルースカイ艇長は都合で参加できず)
 早々TYCに戻り、キャビンでコーヒーブレイクで。メリークリスマス。
西側の防波堤を波が越えています。
これも同様、防波堤を越えて波が白く砕けてます。
ルナ艇長、防寒帽でのいでたち、暖かそうです。通販で買ったとか・・・。
Pコートをお洒落に着こなすKさん。未だ港内で波は静かです。

2011年12月24日土曜日

再びマスト登り

 昨日、ルナのマスト整備を行いました。Kさんがロッククライミングの装束でマストトップへ、無事に整備完了です。私の時は、曇り、風、Kさんの時は、快晴・・・。日ごろのおこないのせいですかね。(笑)では、写真集をどうぞ。コックピットでは、Mさんが整備部品を加工中。

2011年12月20日火曜日

ついにバッテリー交換

 ついにバッテリーを交換しました。メーカーはご覧の通りです。
電気はみえませんから、形的には、投資の実感が、残念ながらわきません。(笑)まあ、11年を超えるバッテリーでしたから、ビンテージもいいトコで、皆さん、替えないほうが不思議との意見でした。
 一方、まだ使えるんじゃない?なーんておしゃる方もおられました。バッテリー屋さんとTYCのメンバーのお手伝いをいただき、無事、取り替え終了、ありがとうございました。

勿論、マリン仕様に拘りました。


2台交換、やっと替えました。

旧品、ビンテージバッテリーです。

米国キャンピングトレーラー

 忘年会はTYC裏って言うか、表っていうか、米国製のキャンピングトレーラーが忘年会会場です。
なかなか、趣(おもむき)あるでしょ。結構、人、入るんですよ。カウンターと掘り炬燵式の小上がりのテーブル席。外にはBBQの設備もあります。
 TYCのメンバーは普段はキャビンで宴会、忘年会はここを使う。内部の写真!?、写すの忘れてました。歳カナ!?


TYCからそれこそ徒歩10秒の位置にあります。

ヨットルナ号のマスト内部点検

 ルナのマスト内部の点検を行いました。2台のジャッキをシンクロさせながら、ベースブラケットとアルミマストを切り離します。復旧はその逆の工程です。TYCのメンバーの殆どの方々の参加で無事、作業を終えました。そこから、忘年会が始まりました。
 この日の工程は、ブログ投稿と全く逆なんです。ブログは2次会からでしたでしょう。

自動車用のジャッキ2台を準備、2台をシンクロしながら、慎重にジャッキアップ。

ジャッキアップ終了、ベースを取り外す。
総指揮官のルナ艇長。

デジカメでマスト内部を撮影、内部はこうなってるんだ!?

2011年12月19日月曜日

赤鼻のトナカイでした

 すみません、赤鼻のトナカイをサンタなんて・・・、まだ酔いから醒めてなかった。でもサンタに見えたんですよね、さっきまでは。トナカイです、赤鼻の。

2011年12月18日日曜日

スコッチ30年ものetc

 2次会の会場で、皆さん、思い思いの会話を弾ませながら、夜長を楽しむ。テープルには、珍しいトルコのお酒、沖縄の泡盛古酒、スコッチ30年ビンテージ、沖縄オリオンビール、日本酒、鹿児島芋焼酎等など、様々なお酒が出てくる。それにしても、皆さん、まあよくお飲みになりますわ・・・。
 会長婦人は色とりどりのおつまみを作られ、ちびっこおにぎりまで振舞ってくださる。果物、これも大変美味しい。チョコレート、乾き物おつまみでスコッチやトルコ酒を傾ける。
 今回は、残念ながら、誰とは申しませんが、「壜ラッパ飲みスクープ」の写真は、ありませんから、面白く、ありません。
 さて、百聞は一見にしかず・・・、どうぞ写真をご覧下さい。(小生すぐ横、灯台下暗しの皆さん、写真が無くてすみません)会長ご夫妻のおもてなしには、感謝、感謝です。

右上の缶はオリオンビールです
歓談×5=5歓談+α
一番手前の横顔はTYC会長
泡盛の古酒、トルコ酒(これ45°、水を加えると白濁する・・・純度が高いからか、不思議ふしぎ)
満足顔×歓談=3(歓談+満足顔)
30年ビンテージスコッチ

TYCのレディサンタ出現!!

 TYC会長のご招待を受けて、クラブ一同、忘年会の2次会会場へ・・・。S艇長の「カメラもって早く来て・・」との叫び声が聞える。会場へ急ぎ、うかがうと、
 な、なんとレディサンタ出現、それも会長婦人ではないか!そのユーモアあふれるウエルカム・コスチュームに全員脱帽と喝采でした。一気に二次会の場は華やかになり、和むのです。
 ヨット海苔(ア、変換間違った、乗りか)の中の紅一点なのに、コスチュームプラスで更に輝いてました。何時もながらの会長婦人のホスピタリィティーには本当に脱帽、参りました。
 以下の写真はレディサンタの許可を勿論、得ての掲載です。

Oneポーズお願いすると、快く。


TYCのメンバーに振舞うための食べ物を準備中

果物やおつまみを手際よく出される、料理作りも抜群です。全員、舌鼓。
それから、クリスマスツリーのデコレーションも凝ってまして、
ツリーの鉢横にはテディーベアがあり、お孫さんへのプレゼント?とうかがうと、私のですとの返事でした。
奥様お気に入りのテディーベアは クリスマス用の赤い衣装を着せて貰ってました。
その写真、なんでないのか・・・、いつもの調子!?、デジカメの電池切れ、残念デシタ。

2011年12月15日木曜日

K16クラスヨットと宇宙ヨット

 K16クラスのヨットには国内でクラブがあり、定期的なレースなども行われているようです。
紹介されているホームページにキャビン付きの懐かしいK16の雄姿もありました。
 時空を越えても、デザインに古さを感じないのは2枚のセイルのせいでしょうか。アメリカズカップに牽引されてセイルの形は変わりますが、複数枚のセイルで走らせる、その原理は地球上では、これからも大きくかわることがない。
 しかし、それが宇宙空間となると、そうもいかないようだ。宇宙ヨット、人工衛星を長時間動かすそのセイルデザインは少し異なる。それにフリーで宇宙空間を航行することになる!?
技術と科学の粋を集める人工衛星も最後に頼り、行き着くところは、やはり自然の力の応用ですかね。ところで、セイルメーカーは宇宙ヨットにどう関わるのだろう・・・。
 通勤途中、暇に任せて。

2011年12月14日水曜日

今月投稿数と昔の記憶

 今月の投稿数、少ないですね。仕事のバタバタ感もあります。通勤途中で一稿、ヨットの教本といいますか、経験談を纏めた本を通勤途中で、エイと開いたところから読みます。
 シングルハンドの良さを力説しているページとか、エンジンに頼らない考えとか、石油の灯火を利用してバッテリー消費を極力抑えること等、どのページも何度読み返しても面白い。
 この本はルナ艇長より紹介されて購入しました。アルバトロス艇長も読まれているようで、共通の話題に何度かなりました。
 昔むかし、ヨット百科って本があり、その初版を当時10代の少ないお小遣いの中から買いまして、最近その本を探すのですが、見当たらない。重版されていたようですが、廃番になり、今はネツトの古本で売ってます。初版本、何処にいったかな。
 そう云えば、雑誌の舵も80周年とかで、今月発売のそれに特集記事がありました。これも、40数年前に初めて購入した記憶があります。ヨットに目覚めたのは、そのもっと前だったかな。
 目覚めてからの年月は長いけど、未だにヘタッピなヨット乗りです。16歳の頃、K16によく乗せて貰いました。その代わり、自作艇の製造手伝いも結構やりました。
 ベニア板には、タイプ2と云うのがありまして、これは耐水ベニアでして、これをハルに使うのです。一方、当時、出始めのFRPをハルの型に貼りつけて抜く工法をそのオーナーは手掛けておられ、それを何度か手伝ってました。
 K16、当時は自作するクラブみたいなものがありました。また、その様に設計されたヨットだったですね。キャビンのあるものと、そうでないものの、2デザインでした。17の歳でセイルナンバー付き図面を買いました。艇、セイルとも実物の無い、ただの図面オーナーです。(笑)
 確かセイルナンバーは2桁だったと思います。みんな昔の記憶です。

2011年12月12日月曜日

冬の食材は美味いものばかり

寒くなると、蟹のシーズンになります。先月、上海で上海蟹を食べました、その時は雌が食べごろとのことでしたが、今からは雄ではないでしょうか。
 上海の友人は、週末近くの湖で蟹三昧と云ってたことを思い出します。その友人の知人の実家が上海郊外で上海蟹の養殖場をやっているとか、郊外といつても車で2時間位はかかると言ってた。何とかって云う有名な湖です。
 蟹はお腹が冷えますから、余り食べ過ぎも良くないとか、まあそんなに食べたことはないけど(笑)
しかし、中国料理の凄いところは、蟹のあとに、暖かい生姜入りのお茶が出てきます。流石、中国料理ってとこです。
 さらに下の写真は日本のわたり蟹。一定の時間、茹でてたあと大変美味しくいただきました。上海蟹は香酢などをつけますが、日本のそれは勿論、そのままで。上海蟹もわたり蟹も、食べるのは大変ですけどホント美味い。
 これから、蟹、牡蠣、鴨の美味しくなる季節、ルナの名物、3K料理です。そうそう、ルナの蟹は、わたり蟹ではなく、日本海に生息する、足の長いやつ、です。蒸す、茹でる、出来るだけ素材の持つ風味を活かすシンプルなこしらえが、美味さの秘けつ・・・。
 そう云えば、今月発売の舵で、室津の牡蠣屋が紹介されてます。海宝と云う店です。先日、ルナ艇長とでデークルーズで行ったとき、海宝の親父さんが「一晩ヨットを泊めて、水も自由に使いな」と言ってくれた。ここは海の駅としても登録されてます。その親父さんも写真入りで紹介されてます。買って帰った牡蠣の佃煮、これも絶品でした。
 鴨は、先日河口沿を走っていると、沢山いましたが、この種ではなく、合鴨。以前にも投稿しましたが台湾のものがよろしい。でも輸入禁止、東北産のものもありますが、チョット違うでしょう、多分。
 週末はTYCの忘年会、何を食べさせてくれるだろうか。宴会場は、TYC横の米国製大型キャンピングカーを改造した食堂です。
 その前に当艇も、ルナも一仕事あります、ルナのほうは前稿のマスト登りの延長線上の仕事で、当方はバッテリーの取替え、ビンテージもののバッテリーともいよいよおさらばです。

産地証明のタグが付いてます、これを写した人は記念にタグを持ちかえりました。

上海の友人です、今は大手企業の董事長秘書と人事部のGMを兼務しているようです。
上海生まれの大変賢いキャリアウーマン、3年半ぶりの再会です。

わたり蟹、まだ動いてます

2011年12月10日土曜日

モニターアーム装着

 モニターアームを取り付けました。これで、モニターの固定が出来、電子海図のニューペックもコックピットから充分見えます。
 なにより、キャビンの中に固定されたので、潮風などが当たらない、逆光も気にしないですみます。ルナ艇長、ブルースカイ艇長も評価されてました。
 陸電コードをM艇長から頂きました。それに、プラグ・コンセントをブルースカイ艇長にセットして貰いました。ひとつひとつターミナルを付ける丁寧な仕事です。これで陸電供給の時間短縮が出来ました。皆さんに感謝、感謝です。





2011年12月5日月曜日

曇り空とマスト登り

 週末、ルナのマストに登りました。この日は、例年の行事、小豆島へ紅葉見物に出航する予定でしたが、天候や前後のスケジュールの都合で断念することにしました。代わってマストトップからTYC周辺見物。
 午後から天気は崩れ、時々、突風が吹いてました。ボースンチェアはウエストマリンのものだからサイズは大きく座り心地はいいです。写真はモノクロではありませんよ。
 2枚目の写真、突風で、艇がヒールしている具合い、判ります?! いや、撮影してるルナ艇長が斜めになってるんか・・・。



2011年11月29日火曜日

日本水路協会 ニューペック

 再び、日本水路協会のニューペックのことです。このソフトを表示するパネルを考えました。それは画面サイズ19インチ、消費電力11Wの液晶パネルです、これを艇のナビゲーションモニターに決めました。
 当艇はステアリングホイールが後方にありますから、この位の大きさだと見やすい。荒天でも大丈夫のようなキャビンの入り口での固定方法が課題です。
 次回は搭載した写真を投稿します。(その時はまだ完全固定にはなってないと思います)

ワイド画面で見やすい

省エネタイプとかでバッテリーに負担がありません。


2011年11月26日土曜日

ルナのマストにKさん・・・

ルナのマストトップにKさんが登ってます。ルナ艇長が米国から取り寄せた、風向、風速計を器用で丁寧な仕事をするkさんが取り付けています。
 無線(パルス信号)で風向と風速情報がコックピットに伝わる仕組みです。ドジャーを付けると風見が見辛いこともあって購入された。
 先ずブラケットを付けるねじ穴を、作業性の悪い位置からドリルであけることからはじめ、無事に取り付けは完了。その後、メインハリヤードが滑車から外れたりで、Kさん、かなりの時間、マストトップにいました。お疲れさまでした。
 TYCメンバー皆さんもkさんをマストトップにあげる為にウインチを捲いたり、安全確保を行ったりでした。お疲れさまでした。


メインハリヤードとスピンハリヤードのダブルビレー。
Kさんはロッククライミングも趣味で、北アルプスの殆どを制覇していますから、高い所は大丈夫。

空、綺麗でしょ、上空を飛行機が何機も飛んでましたよ。

2011年11月23日水曜日

どっぷり暮れた航路

 昔の人はよく云ったもので、秋の日はつるべ落とし・・、日没と同時に真っ暗になります。立冬を過ぎ、小雪なんだから、特に海の夜は直ぐにやってくる。前方に工場群の明かりが見えてますが当然航路になんかは届きません。
 ホームポート周辺にも海苔網が張り巡らせており、それを回避して進まねばなりません。そこで役立ったのが、日本水路協会のニューペック、電子海図とGPS受信機の組み合わせです。
 牡蠣セーリングはその実験セーリングでもありました。ルナと1マイルほど離れてますから、レーダーの情報を受けるわけにはいきませんで、このシステムで航行するしかありません。
夜間モードに切り替えると、見易くてなかなかいいです。帰港には全く心配ありませんでした。
 暗がりに浮かぶ、パソコン画面の青の線が計画航路で、橙色の点がGPS受信位置、橙色の線と扇形の紫色が方向、右に見える赤紫の枠2面が海苔網敷設位置、左の黄土色が陸地とその横の空色が海岸線です。ちなみに上部の赤色ラインは小豆島草壁計画航路です。
 少し見づらいので、ブログの写真画面を特大にしました。多分、枠からはみ出しているのではないでしょうか。僚艇ルナとVHF無線で交信すると、航海灯とパソコンの電源がバッティングしてか・・、どうも作動が巧くいかないが航行には支障なしとの連絡。
 その後も、シングルハンドですから慎重に操船、なににも増してGPSとニューペックを頼りに航行する。特に漁具全てが表示されるので安心だ。
  今までは、20哩を越える航行では、緯経度数値を確認して、本海図に落とし込み位置確認してました。また、漁具は本海図には表示されてませんから、簡易海図との併用でした。
  シングルで、それもナイトでは落とし込み作業も日中のようにはいきません。そういう意味でも、  ニューペックは便利。このシステムを導入して、こんなに直ぐに役立つとは・・・。日本水路協会のニューペック電子海図、大したもんです。導入して良かった。時々は夜航海の訓練も必要と感じた航行でした。






夕日を受けながらの航行

 牡蠣セーリングの帰り、夕日を受けながらの航行です。 この辺りは夕日も朝日も抜群に綺麗です。
夕暮れですから、特に前方の船を警戒しながら、写真に収めています。ルナは南側のルートを取って帰港してます。夕日を背景にしたルナの帆走写真が無いのが残念です。ここまでは、綺麗な風景でいいのですが、このあとの暗闇航行は・・・、次の稿でご紹介。





望遠機能を使ってますから、少しぼけてます。カメラも安物ですからだめですね。

上空を飛行機が飛んでます、UFOじゃない!

本船と夕日のコントラスト