2011年12月27日火曜日

明石港の偵察

 波浪注意報発令と現実の高波で進行を妨げられたこの前の日曜クルーズ断念から、ルナ艇長は明石港の偵察を陸(オカ)から行った模様です。
 明石は海峡の街で、最新技術を駆使して懸けた世界一の明石海峡大橋にその名前が付いている所です。
 ただ、明石海峡大橋の進入路は神戸市でして、明石は橋のたもととなり、寧ろ、海峡を渡るフェリーボートの休止等で、街へ影響をもたらしております。
 それはそれとして、海峡をまたぐ豊富な漁場を持っていることから、漁港でもあり、新鮮な魚を捌く市場が目と鼻の先にあります。魚の棚(うおんたな)と呼ばれる関西でも有名な市場、年末は特に賑わいを増すところで、関西の大晦日のニュースには必ず登場します。明石鯛、明石蛸などは普段からも有名です。昼網といって、午後に新鮮な魚がお店に並ぶわけでして、魚屋さんが大半を占める市場です。
 その魚の棚、うおんたなには、魚のすり身で作る、蒲鉾、天ぷらなど、大変美味しいものもあります。うおんたなの蒲鉾屋さんは神戸大丸百貨店のデパ地下にも、出店してまして、「三ツ星蒲鉾店」と言います、薄く揚げたてんぷらが、ことのほか旨い。勿論、目の前で揚げて売る仕組みです。
 一方で柿本人麻呂を祀る人丸神社等があり、歴史上も由緒のある所です。その時代以外にも、播磨風土記や日本書記にも登場しているようです。赤石と云った時期もあったようです。
 海峡は畿内(都の範囲)と畿外の分かれ目でもあり、所謂、境界。(海峡の逆・・シャレですか)
まあ、湾と灘の境でもあり、海峡は早い潮も行ったり来たりで、船の航行の難所でもあります。
 近代は子午線135度、日本の標準時のポイントとなりました。また、歴史ある明石ヨットクラブもこの位置にあります、勿論これは20世紀の話です。話は長くなりましたが、先週はその明石へいこうとした訳です。それも、明石焼を食べに、です。
ついでに泊地の状況確認。
 明石焼とはふわふわのたこ入り玉子焼きで、関西風のお出汁でいただきます。
熱々で、初めての人は、たいがい口の中を火傷するんでは・・・。港の近くの「本家きむらや」が美味くて、行列を成す有名店。
 そうそう、ルナ艇長ご夫婦のお気に入りの「干物屋さん」もありまして、ここの干物も絶品です。さて、ルナ艇長の「明石港偵察」はどうだったでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿