荒天の景色

四国沖太平洋で15m/秒を超える風を受けた。僚艇ルナの船体の1/3以上が波間に入り込む。

日本一周では、その1/2以上が波間に消えた、計算的には波の高低差は6m位か、、。

この写真はビデオを切り取っているのだが、録画を見ると随分と揺れている。

この日、出港時は普通の風と波だったのだけれど、急変、こうなる、だから2ポイントリーフをするのです。

勿論、シングルハンド、この波の中で電子海図から避難港を探し出して、この位置から数時間を費やし逃げ込んだ。

その避難港を知る同僚であり友人のTさん、メール配信で写真を見て、いつも危機管理がどうこう云う人がこんな危険な航海をやっては駄目だと、強く注意を受けた。

彼は某社の専務をやっている、四国のこの辺りを詳しく、今でも語種になっている。

この時は、あぁヨットでないとこの波と風は無理だと心から思った。