2013年11月26日火曜日

紅葉狩りセーリング

この週末、3艇で秋の紅葉狩りセーリングを楽しみました。日本の各地は紅葉シーズンです。

この日は、風もよく、波もそこそこ、天空はブルー。約5時間のうち、半分以上はクローズホールドでのセーリング、ヨットらしくヒールさせる、どちらかと云うとその風を求めルートを少し南下させたり、フルセイルでエキサイティングなセーリングを楽しみました。

適度に遊び、泊地をみると、もうもうと煙が立ち込めている、さては何か問題かと思い、先着のルナへ問い合わせると、目標がわかり易いようにのろしを上げているとか・・・。まあそんな冗談を言い合いながら接岸。到着後、待ってましたとばかり、近くの温泉に出向き、その後、キャビンで鍋料理の準備。

料理のメインは「タラ鍋」でして、これはMeridian艇長のお勧め、奥さまがわざわざ阪神百貨店で買い求め、持参頂きました。シェフはMeridian艇長。艇には調理器具も揃ってまして、キャビンはひと時、レストラン亭に早代わり。

お酒は、夫々が好きな物を持ち込み、酌み交わすことに。先般のレースでスタート勝負をやり、遅れたほうが、金麦1本(350ml)を相手に進呈する・・と、ブログ前稿に記しましたが、なんとそれがシャンパンに格上げになり頂きましたので、早速それで皆さんと乾杯。なお、金麦は温泉に行く前、冷たい1缶をルナ艇長より頂きました。

さて、料理に話を戻しますと、タラ鍋が出来るまで、Meridian艇長の奥さまお手製の前菜を頂きながらお酒を傾けスタート。
その間にIHヒーターで鍋準備ですが、これがどうも電力容量不足でうまくいかない。よって急遽、ブタンガスに交換することになり、ここで登場するのが「パパは何でも持っている」のパパで、早速、火力の強いイワタニのカセットコンロと土鍋を引っさげて来られ、鍋の再開。Papa、それは云わずと知れた、ルナ艇長・・・。

レストラン亭に変貌のMeridian、ここも無いものを探すのが大変なくらい何でも揃ってる。生活観溢れる設備や道具、それも工夫されてます。

両艇を見て、わが艇を振り返ると・・・。

さて、もう一度ディナーに話を戻すと、
「タラ鍋」は最高でした。ルナの3K料理にもうひとつ缶詰のKを加えたのですが、この度は鯖缶鍋にしなくて良かった。
それともうひとつ、生のタラでなきゃいきせんで・・・、身の柔らかさ、皮裏の脂身など本来のそれでした。冬の鍋料理にはタラは最高。

そのあと、2次会は当艇に移動、ここでも好きな酒を並べまして、ルナ艇長はジン、ラム、ブランデーなど各種持参、夜更けまでキャビン夜話や奥さんのシャレなどで大いに盛り上がりました。

翌日は7時30分のバスで移動、寒霞渓へ向かい、山頂へはロープウエイで、下山は徒歩。

この日の草壁には、日本丸が来航しており、沖に錨泊中。
以前も練習船が訓練生を乗せて来航、本船からカッターで草壁桟橋食堂前のポンツーンに上陸、海抜ゼロから訓練生達は弁当を背負って神懸山の山頂を目指す光景をみました。あの時は彼らや教官達とも言葉を交わしながら一緒に登山した。今年、その位置に錨を打ってた訓練船は日本丸。
オリーブと日本丸

海彦たちが、山彦になったのか・・・。

前の日、国際VFHをワッチしてると「日本丸応答願います」って交信してたが、つまりはそれのようでした。

今度は我々の話、実は今回のセーリングは小豆島2泊の予定でしたが、天候急変の予報から1泊で切上げて、母港に戻ることにしたわけです。代わりにサンセットセーリングと洒落こみまして・・・、母港には18時過ぎに舫いをとりました。途中、トローリングなどを楽しみました。釣果、それは写真を・・・。

その後は居酒屋へと。翌早朝は予報通りの風。日本丸は既に神戸に戻っていますね。

それと忘れていたことがひとつ、「キャベツのアンチョビ炒め黒胡椒風味」。ルナ艇長とmeridian艇長曰く、「指示通り、買い物したのに、それが残った」と。さてさて指示したのは・・・、ご想像にお任せしますが、次回は作らんと叱られるな、これは。
水平線と艇を比べるとヒールの具合が判ります。
Kさん、今日、またヨットの良さを再認識したと・・・。
あの風は何処へやら、3艇揃いポンツーン係留。
Meridian亭にてキャビン宴会のはじまりです。
手前、ご亭主と奥さまです。
これがその「生タラ」です。冷凍とは全く異なり美味しかったですよ。
それから、バースの敷物、お洒落でしょ。
2次会亭です。手前はルナ艇長持ち込みの黒霧島、赤ポットはお湯。
既に酔いも廻り、キャビン夜話は様々な話題となります。
KさんとSさん、寛ぎのひと時。
手前に、これもルナご亭主持込のジンやらラムやら・・・。
寒霞渓、山頂からの風景です。初めてロープウエイにのりました。
夏が暑過ぎ、今年の紅葉は今ひとつのようです。
草壁の港には日本丸が錨泊中(写真上下真ん中あたり)
Meridian艇長が望遠鏡の接眼レンズにスマートホンの接写レンズを当てて
チャレンジ精神旺盛のMeridian艇長、望遠レンズにしようと試みましたがなかなか巧くはいきません。
望遠鏡を支えている方はルナ艇長。そうこうしてると100円時間切れ・・・、共同作業もここまで。
下山途中の八景岩の表札に見入る
海彦から山彦になった人たちがここにも・・・。
石門から覘く紅葉風景。
渓流のせせらぎと色づく樹木、鹿や猿など野生動物が生息する寒霞渓のひとコマ。
サンセットセーリング、ルナがクルーズホールドで快走中。
おんぼろカメラでのショットですから、巧く撮れないのが残念、実物はなかなかいいですよ。
スターンから鰆狙いのトローリング糸が流されています。
Meridianも夕陽を受けながらのトローリング。
そのうち艇長の承諾を得て紹介しますが、スターンには釣り用に
様々な工夫が凝らされてます。
ルナ亭から国際VHF無線で「鰆、獲ったどー」、
ご亭主曰く「1匹釣れれば満足」と・・・。
白味噌に酒を加えて漬けると醗酵とで身がほどよくしまり、美味い。






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