大航海時代、セーラー達は風だけで、地球を旅してたんですよね。貿易風を利用するなど当時を物語るものです。
この貿易風も太古から吹き続けている風で、当時のセーラー達はそれを見つけて、貿易に使うなどして、効率的な航海をやってきたわけです
そういえば帆船やヨットは風だけで動く世界最大の乗り物とも云われています。近年のヨットでは風以外の動力源をヂィーゼルエンジンに求め、また法律もその搭載を義務付けてるんです。セーラー達は機械に頼る場面、風に頼る場面と様々です。
以前、私はエンジントラブルから、泊地にゼノア(前方の帆)だけで戻りました。
泊地港内は細長く、漁師さん達の船が行き来しますし、夕暮れでしたから、僚艇ルナの伴走を受けながらシングルハンド(ひとり)で帆と舵を慎重に操り戻りました。
ヨットの最後の頼み、また強みはセイルと風。微風であれ、強風であれ、風を動力源にする、つまり自然を見方に付けることが大切ですね。そういえば、ルナ艇長も極力帆走する主義です。
さてと、風に吹かれて、何処かの港に旅するか・・・。
風とセーラー |
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