タメ録りの英国の帆船の映画。ラッセル・クロウ演じる英国の艦長が、ナポレオンのフランス艦船と戦うストーリー、時代は1805年4月と設定。2時間30分の海洋映画は、とても見応えのあるものだった。
シーンの中で面白いところは、セーリングヨットに使われる用語が、いたるところに出てくること。観ながら、2日前のblogに記した、Racing Rules of Sailing (RRSセーリング競技規則)のことを思い出した。
このルールは国際セーリング連盟(ISAF)が定めているもので、その連盟はパリで創設された。一方、ヨットレースは英国発祥で18世紀ごろからあり、レースのルールは19世紀にはあったようだ。よって、基本的はやはり英国ベースなんだろう。インターナショナル・ジュリーの師匠曰く、4年に1度のルール改正の際に、米国がルールの言葉整理等を申し出ても、頑として、それを許さないとか。
それは19世紀からルール化されている文言などもあるようで、規則が根底から変わらない限り、当時の文章表現のままでよいとの考えらしい。
マスター・アンド・コマンダー、この映画を観ていて、なんとなくそれが解る気がした。
兎に角、迫力のある面白い映画だ。
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