2014年7月29日火曜日

バランタイン30年

ルナ艇長のバランタイン30年、プチポア艇長とHさんとでご相伴に。
私の口癖、papaは何でも持っている、そのpapaルナ艇長は、視聴率の高い某ドラマに出てくる、バーのマスターのセリフ「あるよ」を地でいくような人かな。

半世紀にわたりセイリングボートに魅了されている人ですから、艇にまつわるものはおおかた何でもあるわけで、スコッチもそのひとつ。

一杯飲みのみの話題はいろいろ、それは、それは面白いおとなの話。そう言えば、ナターシャの話題もあったな。
つまり、ロシア人女性のことで、Sさんが協会の仕事でウラジオストックを訪れた時の話である。昔々のことだが、なかなか興味深い。S夫人は知る由もないと思いきや、なんとご存知だった。以前、ご亭主をお迎えの折りに尋ねてみると、ナターシャ知ってますよ、と。

さて、そのウラジオストックへ、ルナ艇長も訪問する。日本に一番近く、東端にあるヨーロッパ、本当はルナでのロングクルージングを考えているのだが、この度は空路。
そのナターシャの話をルナ艇長夫人の前で話題にするかどうか、男たちがああだこうだと。
つまるところ、今回のそれには知事さんも参加する交流会なのでなどと云いつつもワイガヤ談義は暫らく続いた。

ウラジオストックからの一部区間ではシベリア鉄道を使うそうだ。
そう聞くと、五木寛之さんのあの小説、何度も何度も読み返した10代の頃をフッと想い出す。そう、青年は荒野をめざす。

 なんだか私も駆り立てられたが、野暮な仕事を優先してしまった。
そうだあの頃に戻って、モスクワ経由ヘルシンキまで行てみようか・・・、ジュンのように。

バランタインのストレートは、心地よい酔いと、そんな夢気分を誘ってくれた。






2014年7月28日月曜日

いいわけ

暑かったり、瞬間的にバタバタしたりの、今日この頃。
金曜の夜、人と会う事になり、食事とそのあとのお酒で、終電に乗れずに、艇泊。

深夜と言えど、キャビンの中の温度はかなりのもの。
先ほどまでの打合せの内容をメモにして、それをメールして、バースに横になるも、とても眠れる環境ではない。ゴソゴソ起き出して、陸電を準備して、冷風機の世話になる。

そんなこんなで、Blogもなかなか、です。
言い訳。

2014年7月22日火曜日

浜の清掃など

土曜日、海と川のクリーンアップ大作戦がありました。行政との協働の恒例行事で、我々も恒例参加した。
海や川のゴミは色々な物がありまして、大きなゴミ袋に6…7袋くらいかな。

参加した人たちは、汗だく1時間30分のダイエット。
ルナは海面清掃、Mさんがバウから網でごみをすくい揚げてます。

その後、来月のOPヂィンギー教室に使う艇の整備を少々やりまして、午前中が終了。

北部の空を見ると、真っ黒だが、こちらの空は梅雨が明けたような青空。と、おもいきや急に北風が吹き出し、大粒の雨が、ボタボタと。これで、梅雨は明けるなと、誰もがおもった昼下がり。

アルバトロスのキャビンでH艇長と雑談、話の筋は、何本も、いろいろ。時計を見ると17時を回っていた。







2014年7月5日土曜日

吉田港#3、月も代わり今更って云われそうな。

吉田港#3は、M艇長のお話でして、ハルにジェットストリームをイラストしてるStrato-sailorの艇長。月も代わり今更って云われそうな投稿です。

M艇長とは、以前から何度もお会いしているのですが、ゆっくりお話する機会がありませんでした。このアンカレッジネットワークの発起人のお一人。今回はお仲間のMさんとで参加なさってました。

夜のBBQパーティーでは席が離れてて、お話することができず、翌朝、丁度、ポンツーンに係留したので、キャビンを覗かせて貰いながらヨット談義を少々。

M艇長はマクレガー社製のビーチィングセーラをお持ちでして、少々談義の内容は米国のメーカー工場を訪問したときのことや、バースのシートの快適など、いろいろでした。

また、前夜BBQのスピーチで、そろそろ引退を考えているなど申されたので、88歳のシングルハンドセーラーの又聞き話をすると、いや、わたしはビーチボーイ、だからセーラーじゃないんだよ、だって、この艇もビーチィング仕様でしょ、と申される。

M艇長、つまりビーチボーイは、あるビーチのほんの目と鼻の先で生まれ育ち、今も住まわれておられるとのこと。
幼少の頃からそのビーチの風に包まれて遊ばれ、大人近くになるにつれ、そのビーチで色々なエピソードが・・・。

その中で、まあ、所謂、ビーチ付近におられる人を誘う方法、エピソードがありまして、今流で云えばnanpaですね。

今流のそれでは当時どのような実践風景だったか、先ず飲み物は「コーヒーでもご一緒にいかが」なーんて声をかけるのは全くダサく、駄目だそうです。

じゃあ何をと云えばいいのか。

それは「グレープフルーツでも、どおー」、ですって。

その時代のグレープフルーツは今のように品種改良がなされていないので、少々酸っぱい。いや結構、酸っぱかった。

よって、ハーフ&ハーフに切って、そこに砂糖をのせて、専用スプーンで切り分け、削りながら食べ、そこから溢れるジュースをスプーンですくって一口ふたくち。何れにして砂糖の甘味を加えて食べてました。勿論、その風景もひとつ。

スクイザーで、生ジュースにするなど工夫の風景も。
お皿の真中に突起のあるジューサーのうえでハーフ分をツイストさせてジュースを作る、あれですね。

アピール飲み物、所謂、それはグレープフルーツツイスト100%生ジュース。

そのジュースの風景をつくる前に一仕事があるようで、先ずは、その相手方へ、存在アピールをせねばならない訳でして、その方法たるや、これがまたセーリングアプローチだそうです。

それも、タックやジャイブを真近でやってみせる。その際、スターボードかポートかなど、舷側選択もあるとか。
まだあって、相手との目線を合わせず、敢えてそらすタイミングが重要とか。

まあ様々なtecの話にもなりましてね、そのキレのいい話振り、これがなんとも面白く、興味をそそるわけです。

で、そのお相手は、申すまでもなく、ビーチガール・・・。

ビーチボーイのM艇長、少し前まで、各国のエアポートにランディングオン&オフを繰り返されておられた国際線パイロット。

この朝のポンツーンでの話。この続きは、また次回にでも。

ビーチチィング中
朝方の給水など作業中のビーチボーイ