ルナ艇長のバランタイン30年、プチポア艇長とHさんとでご相伴に。
私の口癖、papaは何でも持っている、そのpapaルナ艇長は、視聴率の高い某ドラマに出てくる、バーのマスターのセリフ「あるよ」を地でいくような人かな。
半世紀にわたりセイリングボートに魅了されている人ですから、艇にまつわるものはおおかた何でもあるわけで、スコッチもそのひとつ。
一杯飲みのみの話題はいろいろ、それは、それは面白いおとなの話。そう言えば、ナターシャの話題もあったな。
つまり、ロシア人女性のことで、Sさんが協会の仕事でウラジオストックを訪れた時の話である。昔々のことだが、なかなか興味深い。S夫人は知る由もないと思いきや、なんとご存知だった。以前、ご亭主をお迎えの折りに尋ねてみると、ナターシャ知ってますよ、と。
さて、そのウラジオストックへ、ルナ艇長も訪問する。日本に一番近く、東端にあるヨーロッパ、本当はルナでのロングクルージングを考えているのだが、この度は空路。
そのナターシャの話をルナ艇長夫人の前で話題にするかどうか、男たちがああだこうだと。
つまるところ、今回のそれには知事さんも参加する交流会なのでなどと云いつつもワイガヤ談義は暫らく続いた。
ウラジオストックからの一部区間ではシベリア鉄道を使うそうだ。
そう聞くと、五木寛之さんのあの小説、何度も何度も読み返した10代の頃をフッと想い出す。そう、青年は荒野をめざす。
なんだか私も駆り立てられたが、野暮な仕事を優先してしまった。
そうだあの頃に戻って、モスクワ経由ヘルシンキまで行てみようか・・・、ジュンのように。
バランタインのストレートは、心地よい酔いと、そんな夢気分を誘ってくれた。
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