2014年4月24日木曜日

キャビン料理のなまえ#1

ヨットのキャビンで作る料理に名前を付けるのが、好きな時期がありました。

そのひとつに、「インドのさざ波」っていうのがありましてね。
これは、フィッシュ・ヘッド・カレーなんです。要は魚の頭のカレー、シンガポールの賄い料理のなかにそのカレーがあり、インド系の人たちの、それようです。インド西南部の人々がマレー半島の突端に渡り、伝えたものと。

何年か前、シンガポール経由でインドに出かけたとき、カレーを常食とするお国柄を垣間見ました。

このフィッシュヘッドカリーは、
ココナツミルクやガラムマサラ、ターメリック、コリアンダー、クミンなどの香辛料を入れ、にんにく、しょうが、赤唐辛子、適当な野菜等の食材に、フィッシュヘッドは鯛の頭、それも安価なものでなければなりません。
わたし流の「インドのさざ波」、フィッシュヘッドは、ルナ艇長の奥さまご手配の鯛のかしらでした。
そういえば、ココナツミルクの缶詰を見つけるのに手間をかけた記憶があります。

シンガポールの国会議事堂や中央官庁周辺の河沿いに、インド料理屋がありましてね、出張の折に足を運びました。多分その料理屋の奥で、料理人たちは、賄い料理に舌鼓してたのでは・・・。勿論、カレーは常食でしょう。

日本の料理人の賄いにも同じようなものがありますね。
鰤のアラと大根を煮る、それ。料理人たちは、美味しいものを知り尽くしてますからね。

そういえば、先日、ルナクルーのKさんが云ってました、フィッシュヘッドカレーのことを・・。
さてそのうち、kurenai and Lunaで再現してみましょう、インドのさざ波。



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