60分ほど座学で理論を説明して、実際に艇に乗り込み、セーリング訓練をおこなったわけです。
NPO理事長をはじめ、7名のサポータとでおこないました。
先ずはじめにNPO理事長の挨拶と地元の海に纏わる歴史人を紹介しながら、オリンピック競技にヨットレースがあることを知ってる人、アメリカズカップを知ってる人、手を挙げてと問うても、誰も知らない・・・。
NPO理事長は、少々がっかりしながらも、返す刀で「だから、皆さんをヨットに誘ったので、しっかり楽しみ、興味を持って貰いたい」とプラス志向で激励されました。
そのあと、テキストに沿って、今日の座学では10数の単語を覚えるようにと、いろいろ説明しましたけど、どうも、わたしの声が子守唄になるのか、居眠りする生徒も何人かいました。船を漕ぐのは早いよっていいたいところですけどね。まあヨットだから漕ぐことはないか。
どうなることやらと思いつつ、座学を終えて港へ移動、引率の先生を含め、総勢12名です。参加の皆さん2年生、今日はクラブ活動で4名が欠席でした。
港で4艇に分乗、当艇には引率のK先生、女子生徒O君と男子生徒S君とTYCのKさんが乗り込み、いよいよ出港。K先生に乗ってもらったのはわけがありまして、添付の写真にそのことに触れてます。
播磨灘は南の風が7~8mは吹いていたでしょうか、まずまずのコンディションのなか、港内でメインセールを揚げ、少し沖に出てジブセールを展開しました。
はじめはスタボー・クローズホールドで針路をとり、そのあと、アビーム、クオータリ、ランニング、タッキング、ジャイビングなどを実践、操船も体験して貰いました。これを数時間で覚えなさいとっても無理ですけどね。わたしなんざ、今でも判りません。
かなりの時間、風に吹かれて、そろそろジブを巻き取って、今度はロープの結び方の訓練。
クリート結び、エイトノット、シートベントを海上で行い、戻ってボーラインノットのやり方を。テキストには結びのイラストがあるので、家で練習するようにと・・・。
事前訓練をやってみて驚いたのは、半数以上の生徒が船酔いしたことです。
夏休みですから夜更かしもあるのかなーと思ったり、若い人はインナーヘッドホーンで音楽を聴く時間が結構長いので、三半規管も刺激され、今流に発達しているのかなーなどと勝手に思った次第です。
さてさて、9月15日の万灯祭播磨灘ヨットレース大会が楽しみです。
高砂観光協会の会長から生徒へお揃いのTシャツのプレゼントがあり、NPOのNさんがレースペナントをプリントして下さってます。
目標に向ける操船を訓練中のO君 |
少々船酔のS君。僕は操船はいいやって・・・。 |
Kさんは風の捉え方とそれをセイルで確認する方法など指導中 |
引率のK先生、保健体育担当で、学生時代は柔道をやってたとのこと。 とにかく若い先生、失礼なことにはじめ生徒と間違えてしまい、 それもあって、当艇に乗って貰いました。 K先生、O君の笑顔がいいでしょ。 |
少し馴れてきたところです。 |
真剣なまなざし・・・ですかね?! |