2013年8月28日水曜日

訓練クルーの訓練セーリング

たかさご万灯祭の記念レース、「万灯祭播磨灘ヨットレース大会」に地元の高校生を訓練クルーとして参加してもらうことになり、訓練クルーの訓練セーリングをおこないました。

60分ほど座学で理論を説明して、実際に艇に乗り込み、セーリング訓練をおこなったわけです。

NPO理事長をはじめ、7名のサポータとでおこないました。
先ずはじめにNPO理事長の挨拶と地元の海に纏わる歴史人を紹介しながら、オリンピック競技にヨットレースがあることを知ってる人、アメリカズカップを知ってる人、手を挙げてと問うても、誰も知らない・・・。

NPO理事長は、少々がっかりしながらも、返す刀で「だから、皆さんをヨットに誘ったので、しっかり楽しみ、興味を持って貰いたい」とプラス志向で激励されました。

そのあと、テキストに沿って、今日の座学では10数の単語を覚えるようにと、いろいろ説明しましたけど、どうも、わたしの声が子守唄になるのか、居眠りする生徒も何人かいました。船を漕ぐのは早いよっていいたいところですけどね。まあヨットだから漕ぐことはないか。

どうなることやらと思いつつ、座学を終えて港へ移動、引率の先生を含め、総勢12名です。参加の皆さん2年生、今日はクラブ活動で4名が欠席でした。

港で4艇に分乗、当艇には引率のK先生、女子生徒O君と男子生徒S君とTYCのKさんが乗り込み、いよいよ出港。K先生に乗ってもらったのはわけがありまして、添付の写真にそのことに触れてます。

播磨灘は南の風が7~8mは吹いていたでしょうか、まずまずのコンディションのなか、港内でメインセールを揚げ、少し沖に出てジブセールを展開しました。

はじめはスタボー・クローズホールドで針路をとり、そのあと、アビーム、クオータリ、ランニング、タッキング、ジャイビングなどを実践、操船も体験して貰いました。これを数時間で覚えなさいとっても無理ですけどね。わたしなんざ、今でも判りません。

かなりの時間、風に吹かれて、そろそろジブを巻き取って、今度はロープの結び方の訓練。
クリート結び、エイトノット、シートベントを海上で行い、戻ってボーラインノットのやり方を。テキストには結びのイラストがあるので、家で練習するようにと・・・。

事前訓練をやってみて驚いたのは、半数以上の生徒が船酔いしたことです。
夏休みですから夜更かしもあるのかなーと思ったり、若い人はインナーヘッドホーンで音楽を聴く時間が結構長いので、三半規管も刺激され、今流に発達しているのかなーなどと勝手に思った次第です。

さてさて、9月15日の万灯祭播磨灘ヨットレース大会が楽しみです。

高砂観光協会の会長から生徒へお揃いのTシャツのプレゼントがあり、NPOのNさんがレースペナントをプリントして下さってます。

目標に向ける操船を訓練中のO君
少々船酔のS君。僕は操船はいいやって・・・。
Kさんは風の捉え方とそれをセイルで確認する方法など指導中
引率のK先生、保健体育担当で、学生時代は柔道をやってたとのこと。
とにかく若い先生、失礼なことにはじめ生徒と間違えてしまい、
それもあって、当艇に乗って貰いました。
K先生、O君の笑顔がいいでしょ。 
少し馴れてきたところです。
真剣なまなざし・・・ですかね?!



2013年8月26日月曜日

OPディンギー教室の写真

先日行われたOPディンギーの写真がルナ艇長より送られてきてました。このところバタバタしてまして、昨日、NPOのホームページへ写真アップしました。今年はNHKの取材もあり、そう云った面では、いつもとは少し違いがありました。

ちびっこセーラーたちも、常連さん、ご新規さんなど様々なようです。今年も残念ながら当日参加は出来ませんでした。

この行事はNPOと地元少年団で取組んでおりまして、TYCがそのバックアップをやっています。
小学生を中心のディンギー教室で、以前も投稿しましたが、第一期生は今年高校2年になったというから・・・。継続は力、です。





2013年8月24日土曜日

ガールスカウトの体験セーリング

ガールスカウトから、体験セーリングを頼まれたとのルナ艇長(NPO理事長)の話から、今日、8時30分から、その行事対応をするようにしてた。

参加艇も5艇準備出来て、クルー応援も整えていたところ、なんと昨晩から雨、それも結構強い雨。昨日までの暑い太陽はお隠れになってしました。

残念ながら幼稚園から小学校高学年の女子集団を播磨灘へ案内することが出来ませんでした。
延期か中止かですが、まあ多分、秋になれば再度企画されるでしょう。

この行事のあと、OWSと言って播磨灘の島と島の間を遠泳するイベントがあり、そのサポートにTYCから毎年2艇が参加しておりまして、それへ向かうのは中止にならずに予定通り行われる模様。
遠泳は明日の朝からで、以前は朝から出港していましたが、ここ数年は前夜から出かけているようです。

で、出港迄の間に、万灯祭の準備の進捗状況などをTYCメンバーのおおよそ半分の皆さんに説明して協力をお願いしました。ました。あとの皆さんにも後日、同様のことを行います。

この万灯祭イベントはイルミネーションに加え、記念のヨットレースをおこなったりで、準備の裾野も広く、いろいろ大変です。
それでも、更に新たな試みを組み入れながらやっています。多くの人たちが関わるので協力体制などもしっかりと作らないとなりません。今年のヨットレースには地元の高校生に乗って貰おうとのことでして、更に新たな試みでもあるわけです。

この万灯祭が済む頃には、高砂の上空は秋の高い高い空に覆われ、播磨灘には秋風が吹くようになるでしょう。

今日のブログはkurenaiのキャビンで書いています。FMからはファンキー・モンキー・ベイビーズの歌が流れています。それに冷風機を動かしてるので、少し快適です。

ガールスカウトの体験セーリングは秋空のしたでおこなわれるでしょう。

ルナ艇長お勧めの冷風機です。
なかなか、力を発揮しますよ。





2013年8月19日月曜日

週末はアンカ三昧

週末はアンカ三昧でした。

土曜日に仮泊地から、従来の場所へ戻りました。
わたしの艇は最後の移動でして、定位置に回航して仮係留。その後、自重80kgはあるでしょうか、以前からお借りて使っている定置アンカを打ちました。地元の漁師さん、TYCの皆さんにお手伝いを頂き無事に終了しました。

私の艇のアンカ打設後、仮泊地で台風対策用に打った大型アンカを3本引き上げることになりまして、これも漁師さんとTYCの皆さんたちで対応、大変な作業でしたが無事に終了しました。

運河のヘドロと海洋生物が、これでもかというくらいロープに纏わりつき、悪臭を放ち、飛散したヘドロは衣服につき、まあ、大変でした。
また、酷暑のなかでの作業ですから皆さん、ほぼ熱中症罹患寸前のような感でした。

日曜朝からは、その引き揚げた3本のアンカロープの貝類を取り除くなどの清掃作業です。再び酷暑での作業でして、付着物(海洋生物)からの悪臭は更に増しており、ロープから付着物を取り除くときに、それらが飛び散り、土曜と同様、服や靴について、これもまあ大変でした。

最後に大型アンカ3本とロープに付ける陶器製の錘などを保管する場所へ運ばないといけません。
ロープ洗浄をやってる間、ルナ艇長はひとりでアンカ(60kg×2m)をコロ曳きして、保管位置近くまで移動・・・、その体力には脱帽です。
50m×3本のアンカロープは、ルナ艇長保有のジェット洗浄機で汚れを落として保管頂きました。

ということで、土日はアンカ三昧でした。皆さん、本当にお疲れさまでした。

2013年8月15日木曜日

姫路ヨット協会からの贈物

姫路ヨット協会からの贈り物が届きました。
贈り物は小豆島のアンカレッジランデブーの写真集とムービーです。DVDが3枚もあり、それはそれは、多くのスナップでした。撮影いただいた方と姫路ヨット協会に、感謝、感謝です。ありがとうございます。

この湾は、年に何度も訪れますが、このようにアンカリングすることはありません。静かな湾を丘のうえから見ると、日本にもこんな場所があるんだと、改めて感じます。

同協会のSさんが、以前から推進されている、瀬戸内海のアンカレッジネットワークづくりがあります。このようなことを機に、私も何かお手伝いをせねばと思っているところです。

瀬戸内海の島々はアートの拠点としても生まれ変わろうとしています。北野武さんなども作品参加されています。先般、その協会に電話で係留場所など確認したところです。
ルナ艇長と話しているんですが、万灯祭が終わったら、そのアートの島々を訪ねてみようと。

そうそう、先日TVで、有名な建築家のAさんが、瀬戸内海をさかな牧場にとの提案をおこなってると云われてました。このAさん、瀬戸内海のある島に美術館をつくるなど活性化に関わっておられます。

兎に角、瀬戸内海は可能性を秘めた海です。わたしも、瀬戸内海の島々をくまなく訪ねてみようと思っています。

贈り物のなかから、一部を・・・。







2013年8月13日火曜日

たかさご万灯祭準備のこの頃

来月行われる、たかさご万灯祭に関わるイベントで、近隣の企業や役所等へ、ルナ艇長とで対応しています。
昨年、レースのスポンサーになって頂いた企業へ訪問、後援頂いた団体等へ今年も引き続きのお願いにおうかがいしていますが、この暑さに少々参ります。

市役所を訪問すると、ポスター等にヨットレースのことが記載されており、認知度が高まっているなーと実感しました。
ルナ艇長はたかさご万灯祭実行委員会の委員で、地元での知名度は抜群ですし、ボランタリィ精神旺盛ですから、水面下でいろいろ貢献されますので、市側もそれに応えておられるわけです。

今年は、どのくらいのヨットが参加して頂けるのかですが、昨年の10%プラスにはなって欲しいですね。そのころには、幾分、暑さも和らぐとは思いますが、こればっかりは解りません。

たかさご万灯祭、夕暮れの運河にマストのイルミネーションが映え、ヨットがお洒落になる瞬間です。

オフィシャルポスターや観光協会の機関誌に、ヨットのイルミネーション写真がトップに掲載されているのをみると、暑さもその瞬間忘れることが出来ます。



2013年8月3日土曜日

Sチャンの活躍とオチに脱帽

今日は朝早くから、NPOのボランティアで子ども達にヨットに乗って貰い、セーリングを楽しんで貰いました。参加者が多いので一部、二部と分けて総勢5艇で対応しました。

一部の終わりのから風が出てきて、二部では大変いい風が吹き始め、終わりまでエンジンのお世話になりませんでした。
kurenaiはSチャンに助っ人して貰いまして、無事セーリングを終えることが出来ました。子ども達にも父兄の方々にも喜んで貰えたのではないかと思います。

そのボランティアが終了した後に、定置アンカーの打合せがありまして、様々な意見交換を行いました。
この定置アンカーは現在岸壁工事の為に、対岸に定置アンカーロープを仮固縛しているのですが岸壁工事船がアンカーロープをスクリューに巻きつけるトラブルがあり、どうも切れているのではとの意見から、そのチェックをやることが決まりました。

そこで登場するのが、若手ホープのSチャンで、「そのチェック、僕、潜ってやってみますわ」と。
運河ですから透明度も30cmくらいと、条件は大変悪い状況ですけど、彼はウエットスーツに着替え潜る準備を整えて来ましたので、Mさん、Mさん、Hさん、Uさん達とで支援、30~40分、Sチャンに潜って貰いました。結果、2艇分のアンカーロープを除いて、他はロープが切断されており、打ち直しせねばならない状況であることが判明しました。

で、透明度の悪い運河に潜ったんですから、身体を清水で洗わないとなりませんで、水道のあるところでSチャンを降ろしました。
彼はいつも、このような仕事をだまってサラリとやってのけます。脱帽と感謝以外ありません。
Sチャン活躍、助っ人頂いたことはもとより、ここでも大活躍でした。


次にオチについてですが、
全艇、係留場所に戻りアンカーについて更に話合わせていると、車で戻る筈のSちゃんがなんと自転車でくるではないですか、それもパンツ一丁で。
本人、車のところへ行ったのはいいんですが、どうもキーをkurenaiに保管してることに気付いたようで、こりゃえらいこっちゃってなことになったようです。丁度、その場にルナ艇長の自転車があったので兎にも角にも、それに跨り移動して来たとのこと。

パンツ一丁でサドルに跨って、約1.5kmの距離、本人、誰にも会いたくない気持ちで一杯だったでしょう。

で、写真を写そうと構えるとSチャン、両手でTシャルを引っ張っぱり、必死で隠してます。辛うじて、隠せたようですが、別アングルだったら完全に写ってますね。

キーをkurenaiのキャビンから持ってきて、Sちゃんに渡し再度カメラを構えると、「やめてー」って、一目散、全速力で自転車漕いで逃げちゃいました。

パンツ一丁すがた、Sちゃんの行動オチ、ユーモアにも脱帽・・・。

両手で必死にパンツを隠しているところです
まあ兎に角、この行動オチは暫く語られる大賞ものですよ。

こりゃえらいこっちゃと、一目散に漕ぎ去っている姿です。
全速力の後ろ姿。パンツ一丁。