2013年2月16日土曜日

スクリュー抵抗の論争

 I さんに、先週、神戸大学(旧神戸商船)の教授に下記のことをうかがってみて下さいとお願いしました。
 「機帆走で走るヨットに、いい風が吹き出したので、エンジンを停止して風だけで、所謂、帆走を行う場合、エンジンを停止します。
ここからが議論のあるところでして、①エンジンギアをニュートラルにしてプロペラを回しながら帆走するほうが水中での抵抗が少なく、スムースに帆走することが出来る。②エンジンギアをアスタン(後進)に入れて、プロペラの回転を固定(止めて)して帆走するほうが抵抗が少なく、スムースに帆走することが出来る。この相反する2点、どちらが正しいか・・・なんです。
 例えば、竹トンボが上空から舞い降りるてくる場合は回転しながらゆっくり降りる、これは抵抗があるからで、回転しなければ、すぐさま落ちてくる。これは抵抗が無いから・・・。水中ではキャビテーションとか様々な流体に伴う問題が発生するでしょうが、竹トンボは空中論ですが、そう変わらないのではと思ってる次第です。
 もうひとつの実験では、湯船で、手のひらをスクリューのブレードのような形にして、手前に引き寄せた場合に手のひらに感じる抵抗(これ僅か)と、
 手のひらを回転させながら(所謂、スクリューが廻るような仕草)感じる抵抗、やってみて下さい。
どちらかと云うと、前者のほうは、殆ど抵抗を感じません。」です。
 今日もこの話題になりました。若いSチャンはこの話を聴き、笑いながら、「まあ、そんな話、どうでもええやないですか・・・」と。
 そう、その通りなんやけど、でもね、ここはハッキリさせたいところ・・・。I さん、よろしく。

これ回ると、抵抗あると思いません??!



0 件のコメント:

コメントを投稿