工楽松右衛門の旧宅前の船着場にUW旗を掲げている。それも毎日、である。この近くを歩く人が、あの旗はなに、と質問されるようだ。
この旧宅の玄関口から10mもない目と鼻の先に、今は史跡となっている雁木がある。江戸時代の紛れもない船着場跡、この場所に旗を掲げた理由のひとつは歴史を辿る意味合いも。
このブログでも何度か登場した国際信号旗は18世紀に英国で考案された。
UW旗はこの国際信号旗のアルファベットのUとWを合わせて一つの意味をなすもので「貴船の無事な航行を祈る」、出港船には「これからの航海の安全を祈る」、そして入港船には「ようこそ」をあらわす。これらを受けた船舶はUWに数字1と3字旗を掲げて感謝の意をあらわす。Bon voyage.なお1990年頃に数字の2と3を加える改訂もあった。
なお、U旗単独では日本は津波警報に採用されている。また、艦艇での使用では異なる意味もある。国際信号はヨットレースでも多く使われ、それは音響信号より優先される。
まあ国際信号旗の起源を辿ると、UW旗をかかげるくらいが楽しくていいのかも、知らんけど。
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