Aクラス7艇、Bクラス8艇の15艇がエントリーした今回のレース、公式ルールのもとでおこなうから、JSAFの公式審判長がジャッジします。
日曜の朝、9時30分のスタート、ISAFルールから5分前にフラッグとホーンでレース参加艇へ合図、その後、スタートとなるも、残念ながらBクラスの5艇がリコールとなり、なんとその中にルナも入っているではないか。
本部艇からのリコールの信号旗とホーンに気付き、ルナとエスプリVが再びスタートラインへ戻る。
ルナはスタートラインに戻る際、丁度、播磨灘の幸運の風が吹き出し、その勢いにのる。
その鮮やかな動きの僚艇を本部艇からみて安堵した。その後は、数マイル沖のマークに向うので、全ての艇が見難くなる。
コースについて簡単に説明すると、
#1ブイ、#2ブイ、#3ブイの三角形のコース。スタートラインは#3ブイと本部艇を結ぶ線上となる。Bクラスは#1から#2ブイを経由、#3ブイを回り込んでゴールとなる。Aクラスは、#3ブイを回り込み、再び#2ブイを周回して#3ブイを廻り込んでのゴール。つまり、少々長い。
今回は#2から#3ブイ間は、ランニングの風になり、スピンネーカーの展開が必要となる。また、ゴールをする時は、スピンネーカーを素早く収納して、ジャイブで#3ブイを回り込んでのゴールとなる、厄介な動作がいる。
manando、ルナ、エスプリV の順でBクラスが#3ブイを目指してきた、先ずmanandoがスピン収納に手間取り、結局、3番手のエスプリVが最終的に優勝となる。エスプリVもスピンネーカーの収納に少し手間取るも、マークブイに近い分有利な位置でのゴールだった。
で、2番手のルナと言えば、なんと主催フリートを代表したのか、こんなパフォーマンスをやっちゃう、そう添付の写真です。
スピンネーカーを収納する際に、コクピットでひと声掛け合います、「スピンを飛ばす」ぞ、と。勿論、飛ばして、直ぐにハリヤードを緩めて降下させるのだが、ルナは本当に飛ばしちゃった。
これをみた厳正なる審判長のKさん曰く、JSAF(ISAF)規定に、相手に風の方向を知らせるのは、マナーの違反に当たる、ルールブックの条項、第60何条とか云われてた。
帰着申告に戻ってきたルナ艇長曰く、またblogネタ、提供しちゃった。マークブイに近づかなかったのは、潮の西流を意識して、マークタッチを恐れたとも。
そんなルナの一発芸に喝采、です。
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