後半はセーラーSさんご夫妻からのお話で、その内容が凄いんです。
奥さまのご実家の古文書に書き記された熊本藩士だったご先祖の大坂へ向けての瀬戸内海を利用する海路についてで、凄いのは、その海路、道中日記をご家族で当時のままを辿ったとのことで、14年前、親子3代、Sさんの愛艇に乗り込み、1週間のセーリングを行ったわけで、日記の記録に併せ、潮、風を読みながら、殆ど帆走で当時の海路を辿り、終着の大阪まで針路をとったお話です。
もうひとつ凄いのは、今、その記録を80歳を超えられたお父様(現役セーラー)がDVDに纏められたとのこと。BGM入りですよ、それも!!今日の午後、そのDVDを鑑賞しながら、当時のお話にTYCメンバー、聴き入りました。
まさに、海のサロン、古民家に相応しい海文化に触れたお話でした。
瀬戸内海に更に興味をもった、とても楽しいひとときでした。Sさんご夫妻、ありがとうございました。
このことは当時、ヨットの専門誌にも紹介されたとのことで、その雑誌の一部、写真掲載します。
1998年11月舵誌 |
瀬戸内海の海路図 |
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