2012年3月31日土曜日

僚艇ルナ上架整備

 ルナは春のミドルクージングの準備を兼ね、KYHで上架整備を行っています。その現場へ艇長とで行ってきました。今日は天候不順で整備は中止、不足の道具など調達、船底塗料の追加注文とかをやってました。ペラクリン(スクリュー&シャフトへの貝付着防止塗料)の3回目の塗布を試みようとしましたが、気温も低いので、明日に延期。
 メインセイルのカバーの修正品を取り付けてみようと思いましたが、あまりにも風が強い・・・、取り付け時に、右舷アビーム、10m以上の風を受けての作業中に、船台ごとヒールしたら大変だから、やめようとのことになりました。船底塗装については、大方、目処もついているようで余裕の感でした。ハルの塗り漏れがあるとのことで、それもバウの突端・・・でした(笑)
 今年は従来の船底塗料と異なる材質のもの、SeaJetです。それに従来の刷毛塗りを、ローラー塗りに変えての挑戦で、塗り作業は早いが、馴れるのに時間がかかったとのことです。上向き作業の連続のために首が痛いと云ってました。雨上がり、整備の状況などを写したので、ご参考まで。

スマートなルナ

艇長デス
ペラクリン塗布の状況
一番目立つところに塗り漏れあり・・・

2012年3月25日日曜日

古民家で海のサロン

 今日の午後は古民家花井邸で海のサロンに参加しました。前半は海の安全について。
後半はセーラーSさんご夫妻からのお話で、その内容が凄いんです。
 奥さまのご実家の古文書に書き記された熊本藩士だったご先祖の大坂へ向けての瀬戸内海を利用する海路についてで、凄いのは、その海路、道中日記をご家族で当時のままを辿ったとのことで、14年前、親子3代、Sさんの愛艇に乗り込み、1週間のセーリングを行ったわけで、日記の記録に併せ、潮、風を読みながら、殆ど帆走で当時の海路を辿り、終着の大阪まで針路をとったお話です。
 もうひとつ凄いのは、今、その記録を80歳を超えられたお父様(現役セーラー)がDVDに纏められたとのこと。BGM入りですよ、それも!!今日の午後、そのDVDを鑑賞しながら、当時のお話にTYCメンバー、聴き入りました。
 まさに、海のサロン、古民家に相応しい海文化に触れたお話でした。
瀬戸内海に更に興味をもった、とても楽しいひとときでした。Sさんご夫妻、ありがとうございました。
 このことは当時、ヨットの専門誌にも紹介されたとのことで、その雑誌の一部、写真掲載します。
1998年11月舵誌
瀬戸内海の海路図


2012年3月22日木曜日

三寒四温

 日本の春の訪れは三寒四温。段々と暖かくはなってるんですが、まだまだ寒い日がやって来ます。
 この時期いつもなら、梅のシーズンは終わってるのですが、梅の花がやっと咲きほころぶ、今日この頃。綺麗でしょう、白梅。この横に紅梅がありますが、それはまだ2分咲き、楽しみがまだ残っています。四季の彩りのひとつ、春の梅。
海外でブログを読んで下さってる方々へ日本の春をワンショット。




ロンドン塔横のYHのP&O

 以前、出張の折に、ロンドン塔横のホテルに泊まったとき、直ぐ横にヨットハーバーがあった。
かなり広いハーバーで回りは高級マンションに囲まれていました。テムズ河辺なので、水位調整機能(The Lock)と跳ね橋を持つハーバーで、勿論、住宅に隣接している。
水位調整機能は、また、ブログアツプします。まあ、日本には無いと思いますね。
 このP&Oの貨物船、凄いでしょ。100年前はこのような船がテムズ河を往来していんでしょうね。
たまたま、朝方、散歩しているとき、セイルアップに出くわした訳でして、なんとも・・・ノスタルジックですね。なんと云ってもあのP&O船籍ですからね。(今は違うと思いますよ)
 このほかにも、ブリティシュグリーンに塗られたハルの艇とか。まあ、本場はやはり違いますね。また、訪れたくなりました。
 ハーバーの広さと水位調整機能は次回、その次はテムズ河航行のヨットがロンドン塔前のポンツーンに仮舫を取り、いきなりスーツの男・・・。そんな写真を投稿しようと思います。
セイルマークがP&O



ルナのリドガードセイル

 ルナもセイルカバーを新調しました。リドガードセイル製のスタックバックです。
マストにウイスカーポールを抱かせているので、サイズを大きめにオーダーしたようですが、それが少し大きすぎたようです。
 このカバーは本当に便利で、シングルハンドにはもってこいの製品です。セイルの揚げ降ろしは意外と大変なんです。
 特に風のあると時のセイルダウンは大変で、この種のセイルカバーは、降ろしたセイルが風に煽られるのを防ぐように側面カバーとレイジージャックを一体化しているのが特徴で、あとはジッパーで閉じるだけ。
 多分、これから利便性を実感されることでしょう。これでリドガードセイルのスタックカバー導入は2艇になりました。

この前取り付けたブームキッカーとでルナのブーム周りの風景が変わりました。

2012年3月19日月曜日

霧のTYC

 朝方の運河は、気温上昇から、霧が発生。誰も居ない静かなTYC。このあと、ルナ艇長、漁師のHちゃんとで、なんやかやと世間話・・・。どこも、ここも高齢化が進んでるなーとの結論。
 この時間は潮が高く岸壁に降りるのに四苦八苦でした。

2012年3月18日日曜日

久々の艇泊でした

 S沿線ヨットクラブ総会で活動報告会や海のサロンが催されました。その後、宴会となり、おおよそ4.5時間、ヨットマン皆さんとで交流しました。女性も2名おられました。まあ、皆さんよく飲まれます。
 会合の後、電車でTYCに戻り、艇泊。ルナ艇長は、「キャビンでこれ以上飲んだら、また、海にハマルかも」っていいつつ、小生、艇に乗り移るまでを確認(海にハマラないこと)して自宅に戻られた。ってことで、キャビン夜話はありません。であれば、ひとりで音楽でも聴くかと、JAZZのCDを・・・。
 ポートサイドのスピーカーが故障気味だったが、今回はうまく音、出てました。気まぐれスピーカーめ?!。
 Bill EVANSのピアノを聴きながら、ぼんやり過ごしました。1ヶ月あまり、艇に来れなかったので、夜長をJAZZを聴きながら、暖かな一夜を楽しみました。

LP盤にも入っている懐かしい曲がCDにも何曲か・・・。

2012年3月17日土曜日

エスプレッソ

 久し振りの投稿です。2月から3月の始めにかけて、ばたばたしてました。大した仕事はしていませんがね。
 エスプレッソに凝った時期があり、その時のマシンです。まだイタリアで生産されていたもので、今では殆ど中国製ではないかと思います。エスプレッソポットを使うと、失敗無く、なかなか美味いです。ゲストが来艇されたときに、好みに応じて動かします。大体、2杯飲まれる。但しセーリング中は無理、電力消費量が大変高いですから。 
 今日は雨、夕方、ヨット関係の会合がありますから、その前に久々、艇を覘きます。会合の後、戻り艇泊予定。それこそエスプレッソ1杯飲むかな・・・。
イリー&デロンギ

2012年3月6日火曜日

登山鉄道

 登山電車に乗ってみた。
スイッチバックで登ったり、下ったり。運転士は、運転台を行ったり来たりです。80パーミル(per mill)
1000分の80の勾配というのは1m走る間に80mmの高さを登る勾配。つまり12.5m進むだけで1mもの高さに登ってしまう。それと、登り・下りでは、レールと車輪の間に水をまきながら走るそうですよ、摩擦軽減策??

スイッチバック用の引き込みレールです。
お洒落なオレンジカラー
このハンドルはブレーキだったかなー?

2012年3月4日日曜日

冬の街角と明治の建物

 気温はマイナス6℃。仕事を終えてホテルまでの道すがら、シャッターを切ってみました。写真の点々点は雪が舞ってるさまです。明治の風格ある建物、これもいいですね、私は大好きです。

街灯もなかなかです、特に冬がいい。

ホテルのバーのサイン。

いつ来て見ても、風格がある建物です、明治って凄い時代ですよね。

機内での雑談

 冬の上空からの写真。それに機内のGPS表示板、ヨットもこのような表示をすると面白いかも・・・。
 写真を写してると、キャビンアテンダントの女性が話しかけてきたので、船と航空機の信号(例えば右左の灯火など)は同じとか、クルーって呼び名、多分飛行機も右側航行とか、左側から搭乗する理由、機長席がコックピットの左側にある訳などなど、雑談。
 船は左をポートサイドって呼ぶけど、飛行機はなんて呼ぶのと聞いてみると、そうは呼ばない、特に特殊な呼び名はないと思うとの返事だったので、
 一度、機長に聞いてみては・・など、まあそんなこんな話していると、コックピットからピンポン×3の着陸サイン音がなった。

日本海です、どこの港だったかなー、そのうちルナが寄港するところかな・・・?
主翼の折れ曲がりがいいでしょ、昔、紙飛行機でもこのように羽を曲げると、よく飛んだような・・・。
これが、機内のGPS表示モニターです、スピードや外気温などが表示
この日はマイナス40℃でしたよ。